令和2年度「パテントコンテスト・デザインパテントコンテスト」の特許庁長官賞を決定

特許庁

「パテントコンテスト・デザインパテントコンテスト」は、全国の高校生、高等専門学校生や大学生等が創造した発明・デザインのうち優秀なものを表彰するコンテストです。このコンテストで過年度に優秀賞を受賞した作品のうち、事業化に成功している優秀な発明・デザインに特許庁長官賞を授与しています。
令和2年度の特許庁長官賞は「ハトギプロジェクト」に決定しました。
沼津工業高等専門学校の生徒である発明者は、刃先が研ぎやすい「刃物研ぎ器」を開発して平成29年度のコンテストにおいて優秀賞を獲得。その後、出願支援を受けて特許権を取得し、令和2年1月に「刃物研ぎ器」の商品化に至っています。なお、令和2年度の優秀賞は、発明30件、デザイン30件を選出しました。

 

1.パテントコンテスト・デザインパテントコンテストの概要

特許庁は、文部科学省、日本弁理士会及び(独)工業所有権情報・研修館と共に、生徒・学生の知的財産に対する意識と制度に対する理解の向上を目的として、全国から応募された高校生、高等専門学校生や大学生等が創造した発明・デザインの中から、特に優れたものを選考・表彰しています。今年度の選考結果については、受賞者一覧を御参照ください。

特典

表彰された発明・デザインについて、それを創造した生徒・学生は、出願から権利取得までの過程において、以下の支援を主催者から受けることができます。

(1)弁理士による無料アドバイス
(2)特許出願料/意匠登録出願料、特許審査請求料、特許料・意匠登録料(第1~3 年分)の提供

2.令和2年度の特許庁長官賞

特許庁は、過年度のコンテストにおいて入賞し、出願支援を受けて権利設定された特許権・意匠権を活用して事業化がなされた事例の中から、特に優秀なものを表彰する賞として、「パテントコンテスト・デザインパテントコンテスト特許庁長官賞」を設けています。今年度の特許庁長官賞の概要は、以下のとおりです。

発明の名称

刃物研ぎ器

特許権

特許第6357613号(平成29年度パテントコンテストにて入賞)

受賞者

ハトギプロジェクト

事業化に向けた取組等

沼津工業高等専門学校の生徒である発明者は、刃の角度を保ち続けることで、刃物の刃先が研ぎやすい「刃物研ぎ器」を開発した後、平成29年度のコンテストにおいて優秀賞を獲得し、出願支援を受けて平成30年6月に特許権を取得しました。

その後、発明者は平成31年1月にその権利の活用を目指して学校内でメンバーを集めてチーム「ハトギプロジェクト」を結成しました。「ハトギプロジェクト」のメンバー達は商工会議所が開催するセミナーの受講や地域の企業との商品検討会などを積極的に行い、ビジネスモデルやブランディングについての知識を身に付けました。

そして、「ハトギプロジェクト」は、商品図面の製作や広報用ポスターの作成、チームのマネジメントなどの役割をメンバーで分担して事業化を進めていき、複数の展示会での商品展示を経て、令和2年1月に「刃物研ぎ器」の商品化に至りました。現在は、地域の企業で受注販売を行っており、販売実績もあります。

3.表彰式の日程

日程

令和3年3月8日(月曜日)

開催方法

オンライン開催

関連資料

担当

特許庁総務部企画調査課知的財産活用企画調整官 沖田
担当者: 八木、小林

電話:03-3581-1101(内線 2165)
03-3592-2911(直通)
03- 3580-5741(FAX)

 

上記は経済産業省のニュースリリースから転載したものです。詳細は担当窓口へ直接お問い合わせください。