劇団ノーミーツは、zoomを使ったフルリモート演劇をおこなう演劇集団。「NO密で濃密なひとときを。」をテーマに、一度も会わずに自宅打ち合わせから実際のオンライン公演までをおこなっている。COVID-19の拡大により舞台やイベントは中止を余儀なくされていた中、オンラインコミュニケーションツールを積極的に活用することで新たな表現方法による公演を考案し、オンライン演劇で7000人の動員、ACC賞受賞などの成功をおさめ、多くのメディアで話題となった。劇団ノーミーツは、演劇業界だけでなく、エンターテインメント業界全体における新たな創作の形として注目を集めている。
SNS上で話題となった演劇作品。
「映画や演劇の延長には考えない」というスタンスで、リモートクリエイティブだからできる新たな表現を目指し、映画・ライブエンタメ・劇作家の専門家たちによって立ち上げられた。業界を熟知するメンバーからの発信で周囲を巻き込み、ムーブメントへと繋がった。
「Wi-Fiにつなぐ機器を少なくする」、「パソコンの下の空間を開ける」といった注意点が書かれたオンラインマニュアルを作成し、出演者にあらかじめ読んでもらうことで、実際に会うことがなくてもオンライン上で起こりうるトラブルをゼロに近づけた。
オペレータ間でリアルタイムに連絡を取り合い、回線を切り替えていくことで、通信環境の悪化によるzoomのサーバ落ちを防いだ。
この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。
1977年東京都荒川区生まれ。立教大学社会学部産業関係学科卒。クリエイティブ会社にてライブ配信事業のプロデューサーとして番組の企画制作、各種アライアンスやチームビルディングを担当。その後、Konelに所属し「日本橋地下実験場」を中心としたプロジェクトに関わる。聴覚を拡張するプロダクト『PlayEar』の開発や、インターネット世代のポップカルチャー、メディアアート、ペットテック領域に関心がある。
