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2024.05.01

知財ニュース

ソフトバンク、「ワイヤレス電力伝送ラボ」を開設─さまざまな企業が利用可能に

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ソフトバンクは、2023年12月に開設した、ワイヤレス電力伝送(WPT)の技術を商用環境で検証できる施設「ワイヤレス電力伝送ラボ」(WPTラボ)を、2024年度中を目処に、さまざまな企業・団体が気軽に活用できるオープンラボとして運用開始する予定。

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WPTラボは、WPTの技術の普及や、WPTの技術に関するオープンイノベーションの創出を促進することを目的に、WPTの技術を商用環境で検証できる施設として同社が開設したもの。

920MHz帯のWPT局(WPT送電装置)を備え、現在は、ソフトバンクとパナソニックホールディングス株式会社が共同で開発した、ストラップ型受電装置と温湿度センサーの検証を進行中。また、装置とセンサーを活用した会議室内の環境測定システムの検証を実施しており、バッテリーレスで温湿度データの取得に成功したという。

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同社は今後について、「ソフトバンクがモバイル通信の提供で培ってきたノウハウを生かして、WPTの送受電を一元的に制御・管理できるプラットフォームの社会実装に向けて取り組んでいく。膨大な数のIoTデバイスやセンサーを管理・最適化できる社会の実現を目指していきたい」としている。

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Top Image : © ソフトバンク 株式会社

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