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2024.04.30

知財ニュース

新世代通信衛星『Astranis Omega』、2026年に高速50Gbpsでサービス開始

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カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置くアメリカの衛星通信企業であるAstranisは、4月10日、50Gbps以上の通信速度を誇る衛星ブロードバンドを提供する「Astranis Omega」を、2026年にローンチすることを発表した。

Astranisは、小型の静止軌道(GEO)衛星である「MicroGEO」により、アメリカ、メキシコ、アルゼンチン、フィリピン、タイなどに衛星通信サービスを提供している。今回、MicroGEOよりわずかに大型化した約600kgの人工衛星により、通信速度を10Gbps前後から一気に50Gbpsまで引き上げた「Astranis Omega」を発表した。

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燃料の燃焼による化学推進と電気エネルギーで噴射する電気推進のハイブリッドで運用される現行の衛星とは異なり、Omegaは電気推進のみで運用することで設計寿命を10年近くに延長し、軌道上での操縦性を向上させる計画。

Astranisは、2025年に最初のOmega衛星を完成させ、2026年に6基の衛星を軌道上に投入する予定。その後は、生産のペースに応じて最大で年間24基を打ち上げることが計画されている。

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Top Image : © Astranis

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