東芝テックと株式会社TOUCH TO GO（以下、TTG）は、「マイクロマーケット（小規模商圏）」における無人決済店舗システム導入の拡大のため、2022年5月6日よりTTGの無人決済店舗システム「TTG-SENSE MICRO（ティーティージー センス マイクロ）」および「TTG-SENSE MICRO W（ティーティージー センス マイクロ ダブル）」の全国展開を開始させた。

POSシステムの分野で全国的な販売・保守ネットワークを持つ東芝テックは、TTGの「TTG-SENSE MICRO」および「TTG-SENSE MICRO W」の販売により、日本全域に無人決済店舗システムを展開させ、流通小売業における人手不足解消、省人化オペレーションの実現に向け取り組む。

流通小売業界では、人手不足の深刻化、新型コロナウイルス感染拡大による非接触接客ニーズの高まりにより、居住地、オフィスなどにより近接した「マイクロマーケット」における運営コストを抑えた無人店舗の展開が注目されている。

TTGは2020年3月より、JR東日本・高輪ゲートウェイ店舗での無人決済店舗システム導入を開始。以降、東芝テックとの両社協業により販売体制を強化したことで、首都圏エリアを中心に合計13か所まで展開を拡大させている（2022年3月末日時点）。

また、今回「TTG-SENSE MICRO」および「TTG-SENSE MICRO W」は、東芝テックが運営する電子レシートサービス「スマートレシート®」と連携し、紙レシート削減による環境負荷やコストの低減に取り組むとのことだ。

東芝テック株式会社と株式会社TOUCH TO GOは、無人決済店舗システムの活用によるデジタルトランスフォーメーション（DX）の価値提供を目指すとともに、グローバルへの領域拡大を視野に入れ、先進的な取り組みを積極的に進めていくとしている。

【主な特長】
①商品スキャン不要の非対面決済を提供
カメラによる人物捕捉、重量センサーによるリアルタイムな商品取得データを組み合わせた商品スキャンの不要な店舗オペレーションを採用し、利便性の高さとオペレーションコストの削減を両立した店舗運営を可能に

②「置ける無人決済店舗」の実現
躯体、什器、決済システムなど、セットでの提供が可能な簡易設置版の無人決済店舗システムを実現。工事なし、電源だけでの設置が可能。導入面でのコスト削減に。

③アプリダウンロードが不要
専用のスマホアプリは不要で、現金・交通系IC・クレジットカードの利用が可能。

④来店者対応と店舗運営のサポート
月額の店舗利用料にはコールセンターや遠隔モニタリングサービスが含まれている。これらは、店舗の利用方法がわからない来店者へのサポートやトラブル対応等、来店者と店舗運営者の双方へ、店員が不在でも安心して購買行動ができるようサポートされる。

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