【後編】知財ハンターが心掴まれた、既成概念を超える新たな転換―【DESIGNART TOKYO 2024】レポート
東京の100以上の会場が舞台となったデザイン&アートの祭典「DESIGNART TOKYO 2024」。10月18日から27日にかけて、多様なクリエイティブ作品が公開され、都市の日常に彩りを添えました。来場者は街歩きをしながら、デザインやアート、インテリア、テクノロジーなど、幅広い分野の革新的な展示を体験できる機会となりました。
2024年のテーマである「Reframing」のもと、多様な分野のクリエイターたちが、既存の枠組みを超えた斬新な発想で作品を展開しました。本記事では、20箇所以上の会場を回った知財図鑑の取材ライターが、前後編に分けて新たな価値観を提示する展示を厳選してレポートします。
後編のテーマは、「持続可能な製品の新たな転換」。SDGsの名のもと、持続可能な物を作ることが現代では求められています。しかし、人間の日々の暮らしを無視して、ただ持続可能なものを作ればいいわけではありません。
この記事で紹介するものは、人々の豊かな暮らし、ウェルビーイングを向上させるような持続可能な製品の新たなアイデアの数々です。生活の中で感じる小さな美や便利さ、心地よさを引き出すような、暮らしの感度の高いクリエティブを紹介します。