デジタル音声広告事業を手がけるオトナルは10月25日、スマートフォンのアプリゲーム内に音声広告を配信する「GainAds（ゲイン アズ）」の提供を開始すると発表した。

「GainAds」は、アプリゲーム内の音声アドネットワークで、プレイヤーのゲームを中断することなく、音声で広告配信できる。ゲーム画面上には、CTA（Call to Action）ボタンで広告が表示されるが、ゲームプレイを大きく阻害することがないよう配慮した表示にしている。

ゲーム内広告はこれまで、動画広告や画面を大きく占有するバナー表示などが主流だった。そのため、広告表示でゲームが中断されてプレイヤーが不満を抱き、広告主に対する悪印象につながりかねないという懸念があった。そこでオトナルは、ラジオ広告のようなイメージで、ゲームをプレイしたまま広告を流せる「GainAds」を構築した。

広告は、年齢や性別、趣味嗜好、エリア、デバイスOSなど、各データと連携させてターゲットを絞った配信が可能。広告効果はリアルタイムで計測できる。

今後は、ユーザーの性別や年齢、国籍を問わず誰でも遊べる「ハイパーカジュアル」と呼ばれるアプリゲームに掲載を予定。ハイパーカジュアルゲームの中でも一流のゲームパブリッシャーの数百本以上のゲームで広告配信を行い、対象ゲームは順次追加していく方針だ。

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「GainAds」公式サイト

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