三菱電機は、デジタル変革を加速させる基盤であるオリジナルブランド「Serendie®（セレンディ）」をリニューアルし、新たな共創拠点「Serendie Street Yokohama」を横浜・みなとみらい地区に開設した。

「Serendie®（セレンディ）」は、様々な分野のデータを活用し、事業の枠を超えた新しいサービスを生み出すためのデジタル基盤。「思いがけない幸運な発見」を意味する「Serendipity」と「Digital Engineering」を組み合わせたネーミングで、最先端技術と創造力を駆使し、顧客やパートナーと共に、迅速かつ持続的に価値を創造していくというもの。

今回リニューアルされた「Serendie Street Yokohama」は、「実験と共創のストリート」をコンセプトに、多様な人々の交流による新たな価値の創造をサポートしていく。

新拠点の特徴は主に4つ。

トークセッションやワークショップなどを開催する「CIRCLE」、自由自在に創作できる場所「GARAGE」、コーヒースタンドやバーカウンター、ライブラリーなどが常設された交流スペース「YOKOCHO」、スクラムチームが議論やアジャイルな検証を行う、セミオープンなプロジェクトルーム「FIELD」で構成されている。

空間デザインはコクヨの「YOHAK DESIGN STUDIO」と共同で行われ、「WOOD YOU LIKE COMPANY」による家具や、建築スタートアップ「VUILD」がデジタルファブリケーション技術で構築した茶室が設置された。

同社は今回のリニューアルにより、ウェブマガジンやムービー、イベント、ライブ配信などの複合的なコミュニケーションを展開して、さまざまなデータを分析・活用した社内外の共創プログラムやこれまでにない開発カルチャーを生み出すことを目指している。

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Top Image : © 三菱電機 株式会社