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2022.07.19
知財ニュース
日本科学未来館、ロボット体験の新企画「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」を開催中
日本科学未来館では、研究開発の「いま」を見せる新シリーズ企画「Mirai can NOW(ミライキャンナウ)」の第1弾として、「Society」をテーマにさまざまな企業や大学で研究開発中のロボット技術を体験できる「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」を、2022年7月8日(金)から8月31日(水)まで開催している。
「Mirai can NOW(ミライキャンナウ)」とは、未来館が主催する最先端ロボット体験の新企画。未来を考える“入り口”として、「Life (ライフ)」「Society (ソサイエティ)」「Earth (アース)」「Frontier (フロンティア)」の4つのテーマを設定し、それぞれの研究開発の最先端トピックについて触れて、感じて、体験することができる。
今回はその第一弾として、「Society」をテーマとした企画「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」を開催することとなった。
イベントではソファー型の移動ロボットpoimo(ポイモ)や、まるで旅行代理店での接客担当者のように観光案内をしてくれる対話ロボットなど、企業や大学で研究開発中のロボット技術を公開。
また、人工知能(AI)技術を用いた卓球ロボットの最新機が期間限定で展示されるほか、人工知能やロボットなどを用いて個人を再現するデジタルクローンなど、未来をつくる技術やアイデアをテーマに、専門家を交えたワークショップやトークイベントも開催している。
「こんなことができたらいいな」とかなえたい夢を思い描く「空想」と、描いた夢を科学や技術の力で形にしていく「実装」。
同館では、これら二つの過程の繰り返しによって未来の技術が生み出されているということを、開発中の最新ロボットや、ワークショップ、トークイベントを通じて体感し、ロボットが私たちの暮らしに溶け込んでいる未来社会の想像につなげて欲しいとしている。
展示ラインナップ
・新たなパーソナルモビリティ「poimo(ポイモ)の試乗体験
・モノやサービスを運ぶ未来のモビリティ「e-Palette(イーパレット)」の体験
・意図的な構造変化で元にはない性質を持つ物質「触感メタマテリアル」の体験
・身体がロボットやAIと合体する「自在化身体プロジェクト」の体験、ワークショップ
・ロボットがいかに自然に対話できるかを競う「対話ロボットコンペティション2022」の開催
・人と人をつなぎ成長させる卓球ロボット「フォルフェウス(FORPHEUS)」の体験
特別展「きみとロボット」×「空想⇔実装」コラボイベント
・トークセッション「デジタルクローンはもうひとりの自分?」
・トークセッション「私たちの“もっと自由な体”ってなんだ?(仮)」
Top Image : © 国立研究開発法人 科学技術振興機構 日本科学未来館
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