LGエレクトロニクスが発表した77V型の「LG SIGNATURE OLED T」は、世界初となる透過型＆ワイヤレスの4K有機ELテレビ。この度、1,100万円という驚きの設定で日本での受注販売を開始した。

同テレビの最大の特徴は、電源がオフの時には向こう側が透けて見える、ガラス板のような透明なディスプレイ。これまでのテレビが持つ「部屋にある黒くて四角い板」という存在感をなくし、どんな空間にも自然に溶けこんでいく。

さらに、映像や音声の信号を無線で送る「Zero Connect Box」技術により、乱雑になりがちな配線が不要となり、設置場所の自由度を劇的に向上させた。

さらに、最新のAIプロセッサーが最高峰の高画質と高音質を描き出し、バーチャル11.1.2chの立体音響は、まるで14台のスピーカーに囲まれているかのような没入感を創出。また、透明な画面を活かして水槽や植物などの映像を映し出す専用コンテンツも充実しており、映像を映さない時でも空間を彩るインテリアとして機能する。

鮮明な映像を楽しみたい時には、ボタン一つで画面を黒いディスプレイに切り替えることができ、従来のテレビと変わらないコントラストで息をのむ4K OLEDの映像美の視聴が可能だ。

もはや単なる家電製品ではなく、現代アート作品の領域に達した未来のテレビに大きな注目が集まっている。

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Top Image : © LG