「注文をまちがえる料理店」が、9月21日の「世界アルツハイマーデー」に再び東京で開店する。

同イベントは、一般社団法人「注文をまちがえる料理店」が提案する、認知症の理解促進を目的としたもの。

認知症の人々がホールで働くため、“注文をまちがえる”かもしれないレストラン。ただ、それを「間違い」とせず「まぁ、いいか」と笑い合い、認知症のある人とそうでない人が、やさしく自然につながることができるような“寛容さ”を体験できる料理店だ。

これまで、2017年に東京都で実施されたプレオープンイベントを皮切りに、独自イベントや行政との連携で数々のイベントを開催。全国各地でも共催イベントとして、2017年に東京都町田市、2018年に御殿場「とらや工房」、岡山県倉敷市、東京都足立区、京都府京都市、北海道石狩市、福島県郡山市、2019年には厚生労働省庁舎内の食堂「中国料理 龍幸」、北海道東川町、兵庫県尼崎市などで開催されてきた。

また、「注文をまちがえる料理店」の取り組みは、世界最大級のクリエイティブ・アワードであるCannes Lionsをはじめ、国内外で様々な賞を受賞。同取り組みが社会にもたらした影響や、プロジェクト全体の優しいデザイン、コミュニケーションのあり方が評価されている。

同団体は、9月21日の世界アルツハイマーデーに向けて、全国各地で一斉に開催される共催イベントの参加団体・個人を募集中。応募は6月15日まで、詳細はHPにて確認を。

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Top Image : © 一般社団法人 注文をまちがえる料理店