ゲーマー向けサービスを提供するRazerは、CES 2025で世界初、加熱・冷却機能を搭載したゲーミングチェアコンセプトモデル「Project Arielle」を発表した。

「Project Arielle」は、暖気や冷気を効率的に循環させるブレードレスファンシステムを搭載しているメッシュ素材のゲーミングチェアだ。気温に左右されず快適にゲームをプレイすることができる。

同社のメッシュ素材のゲーミングチェア「Razer Fujin Pro」の優れた通気性をベースに、ブレードレスファンシステムを搭載。この革新的な暖房、冷房システムと空気の流れを最適化する背もたれ構造、洗練されたブレードレスファン設計を組み合わせることで、他にはない快適でカスタマイズ可能な座り心地を実現している。

椅子の背もたれはカーブしたエッジで、通気性のあるメッシュを通して下から空気を上に送り、上半身の空気を一定に循環させることができる。また、背もたれのベースに取り付けられた強力なブレードレスファンは、従来のファンに比べて振動や騒音が少ない。

「Project Arielle」には、PTCヒーターを備えた高度な内蔵暖房システムが装備されており、最大30°Cの温風を供給することができる。冷却は、ファンの速度を3段階で調整が可能で、乾燥した環境で体感温度を2°C～5°C下げることができるのだという。これにより、激しいゲームセッション中でも涼しく快適に集中することが可能だ。

加熱・冷却機能やファン速度の制御は、椅子の右側にあるタッチパネルから、ファンの速度調整や、暖房のオン/オフの切り替えができる。

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Top Image : © Razer