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2021.02.19
知財ニュース
どんなものでも映画の巨大ロボのように登場させるゴージャスな箱、「デルモンテ2020」が話題に
今、Twitterでとある”箱”が話題になっていることをご存知でしょうか。その箱を用いた夕食風景の動画は50万件以上の『いいね』が寄せられ、「一家に一台欲しい」「天才!」といった多くの称賛が送られています。
まずは、こちらの動画をご覧ください。
壮大な音楽にも負けない展開ギミックと、的確に照らすための動きをする複数のライト、そして期待感を圧倒的に高めるスモーク。CGを使ったロボット映画・アニメにも引けを取らない演出の中登場したのは……スーパーで売られている巻き寿司(半額)でした。
そう、こちらは重厚感のあるメカの中からライトに照らされ登場させる事で何でもゴージャスに見える箱、「デルモンテ2020」。使用方法はともかく、細部に「これでもか!」というくらい作者のこだわりを感じますね。
デルモンテを制作したのは、発明家・カズヤシバタ(@seevua)さん。2017年にも同名の“ゴージャス登場箱”を製作して話題になっていましたが、旧型は完成から数日で大破。今回はその最新型であり、長い時間をかけて行われた数々の試行錯誤の末、ついに完成した箱なのです。
ちなみに、「#デルモンテ2020」で検索すると制作過程を見ることもできますよ。
一部分を見ただけでも、相当な技術力が必要であることが分かりますね。こだわりを詰め込んだこの超大作は、国内外問わず多くの反響を呼んでいます。Twitterのコメントには「現実に作っちゃうのがすごい」「素晴らしい仕事!」「テクノロジーはついにその真の可能性に到達した」などの褒め言葉と同時に「深夜に笑った」「才能の無駄遣い」といった声が寄せられています。
生活する上で必ず必要というわけではありませんが、この箱が一台あるだけで豊かな暮らしが送れるでしょう。そんなデルモンテを制作したカズヤシバタさんとは、どのような人物なのでしょうか。
気になって調べてみると、「なぜか何処の企業も作らない ”とても役に立つ” 発明品」を作り続けている発明家であることが分かりました。
上記の動画を見ていただくと、カズヤシバタさんがこれまでどのようなものを作っているか分かります。新規性のある面白い作品が多いですね!
カズヤシバタさんのこういったモノ作りは映画やアニメ、漫画といったフィクションから影響を受けており、「自身がカッコいいと感じた機構を一般的の生活の中に取り入れることで、今まで見たことない風景が生み出せる」と話しています。
「新しい世界を見たい」その一心で、私たちが想像で終わらせてしまうモノを、カズヤシバタさんは現実にしてしまうのです。今後も私たちがあっと驚くような発明をしてくれるであろうカズヤシバタさんから、目が離せませんね。