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2021.03.05

知財ニュース

2021年度、国はどんなロボットに投資するのか?ロボット開発者・安藤健さんの考察

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引用元: https://stock.adobe.com/jp/

産業用から家庭用まで、日進月歩で進化し続けているロボット産業。現在、ロボット大国と呼ばれる日本でどのような開発が行われているかご存知でしょうか。

パナソニック株式会社のロボット事業推進センターでロボットの開発を行っている安藤健さんのnoteにて、国の予算としてオープンになっているロボット関連の国家プロジェクトが紹介されています。

▶︎2021年度、国はどんなロボットに投資するのか?(経済産業省編)

安藤さんのnoteによると、国家プロジェクトとしてロボットに関連する予算を組んでいる省庁は、文部科学省、国土交通省、農林水産省、厚生労働省など多岐にわたるとのこと。その中でも最も多くのプロジェクトが組まれているのが経済産業省だそうです。

経済産業省では、「ロボットフレンドリー」な環境の整備を目指し、人手不足が顕著な分野へロボットの導入をしやすくする「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」や、交通・プラント・発電・土木・流通という新たな領域へのAI導入を加速する「次世代人工知能・ロボットの中核となるインテグレート技術開発事業」など、数多くのプロジェクトが進行しています。

国土交通省のドローンを使った配送や、農林水産省のフードテック、厚生労働省の介護ロボットなど、私たちの生活にも密接に関わる分野のプロジェクトも気になりますね。

安藤さんのnoteでは各省庁ごとに興味深いプロジェクトの情報が載せられています。2021年、これらの研究・開発によって、ロボットの社会実装がどれほど加速するのか楽しみですね。

パナソニック株式会社 ロボット事業推進センターの安藤健さんのnoteはこちら

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