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2022.10.29

レポート

【イノフェス2022】知財ハンターが注目したテクノロジー5選─J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2022レポート

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J-WAVEによる日本最大級のクリエイティブフェスティバル「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2022」(イノフェス)が10月21日(金)、22日(土)、23日(日)の3日間、六本木ヒルズでの有観客と、オンライン配信のハイブリッドで開催されました。

今年のテーマは「The beginning of a new world」。Web3、NFT、DAO、Metaverseをキーワードに、ライブやトークセッション、最新テクノロジーの展示が行われました。

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AR 2022-10-23 17.03.28 J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2022(Photo by アンザイミキ)


10月30日(日)23:59まではプログラムのアーカイブ配信動画の視聴が可能。見逃した方はぜひ下記公式HPからチケットを取得しご覧ください。

イノフェス2022 アーカイブ配信の視聴チケットはこちら

本記事では、イノフェス2022に参加した知財図鑑編集部・通称「知財ハンター」が着目したテクノロジー5つを紹介します。六本木の会場に集結した、時代を反映する最新技術をチェックしてみましょう。

J-WAVE META STUDIO

▼株式会社J-WAVE
【概要】METAVERSEに「J-WAVE META STUDIO」がオープン!WEBおよびVRゴーグルでJ-WAVEスタジオへ!あのナビゲーター、アーティストが待っている? リアルのJ-WAVEのスタジオを忠実に再現しつつ、いろいろな仕掛けが散りばめられています。META STUDIOライブやイベントがあるかも?

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「J-WAVE META STUDIO」では、VRゴーグルをつけてJ-WAVEラジオのフロアを緻密に再現したメタバース空間を自由に散策することが可能に。ラジオでお馴染みの「あの人」がブースにいたりと、ちょっとした社会科見学気分を味わうことができます。公式HPではブラウザからも入ることができるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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Qoobo、kurikit、甘噛みハムハム

▼ユカイ工学株式会社
【概要】ユカイ工学は「ロボティクスで、世界をユカイに」をビジョンに掲げいろいろなロボットを皆さんに提供しているスタートアップです。 しっぽのついたクッション型セラピーロボットのQooboや、新しい体験を提供する甘噛みハムハム、子供たちの自由な発想を表現することができる教育プロダクトkurikitがあります。

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家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO emo(ボッコエモ)」や、しっぽがキュートに振られるロボット「Qoobo」など、人の暮らしに寄り添いながら癒しを与えるロボットを数多く世に送り出しているユカイ工学。犬型ロボットが差し込んだ指をひたすらに甘噛みしてくれる「甘噛みハムハム」は病みつきになる心地よさ、デスクに置いておけばリラックスとストレス解消にもなりそうです。
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観情植物「Log Flower」

▼Konel × 知財図鑑
【概要】「Log Flower」は、リアルタイムの音声解析による、感情を栄養にして育つデジタル上の新しい植物です。 空間の写し鏡のように、吸収した感情によってさまざまに変化し、唯一無二の花が咲きます。

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Log Flower(ログフラワー)」とは、その場の雰囲気(感情)を栄養にして形を変えながら育つデジタル上の植物。音声感情解析AIを使⽤してイノフェス会場を行き交う人々が発する4つの感情(喜・怒・哀・平常)を音声で取得、会期中に見事な青い花に成長していました。また、咲いたデジタルフラワーはNFT化してOpenSeaにて販売しています。
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身体の動きで演奏する電子楽器「beacon」

▼筑波大学内山俊朗研究室 × 筑波大学人工知能研究室
【概要】beaconは人が集まり体を動かしながら音を奏でることができる電子楽器です。本体と足の距離で音の高さが変化するシンプル操作で誰でも気軽に楽しむことができます。みんなで一緒に電音部の楽曲のワンフレーズを弾いてみよう!

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筒状のbeaconを中心に人が集まり、位置を変えて立ったり体を動かしたりすることで音を奏でるプロダクト。子どもから大人まで誰でも気軽に楽しめるので、学校教育やレクリエーションでも活躍しそうです。一方で、プロのダンサーとミュージシャンがコラボレーションすることで、超絶技巧の新たな芸術領域が生まれそうな予感もあります。
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体験型のVR MusicVideo、”ErrorSound” VRアトラクション

▼curiosity, inc.
【概要】Curiosity × ヒューマンビートボクサーSO-SO × フリースタイルフットボーラーIbukiのコラボプロジェクト、”Error Sound”のVR Music Videoを体験できる、VRアトラクションを展示! アーティストは、ボリュメトリックビデオで実写3D映像として仮想空間に登場します。

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「Error Sound」の楽曲に合わせてMusic Videoの中の世界をVRの視界で移動し、映像と連動して座席も稼働するアトラクションのような体験が可能。360度に広がるサイバーパンクな世界を縦横無尽に見渡しながら楽曲を楽しむことができます。YouTubeで回転させながらの視聴はもちろん、VRヘッドセットを持っていれば公式PVにアクセスして体験することも可能。
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以上、知財ハンターが体験して注目したイノフェス2022のテクノロジーでした。ARを存分に使ったアリーナでのライブパフォーマンスを含め、メタバースと現実世界を横断して接続するような技術と作品が多く見受けられました。

オンライン視聴ならではの視点の仮想空間ステージがあったりと、コロナ禍を経てイベント自体もデジタルとハイブリッドの“いいとこ取り”をするような、次世代的なプログラムとなっていた印象です。年々進化を遂げるイノフェス、来年の開催も楽しみです。

P1157480 お部屋探しのCHINTAIが、来場者限定でCHINTAI公式マスコットキャラクターである「チンタイガー」をデザインしたNFTを配布していました。

▼イベント概要
J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2022
開催日時:
2022年10月21日(金)※ビジネスデー
2022年10月22日(土)、23日(日)開場12時、開演13時
会場:
六本木ヒルズアリーナ、大屋根プラザ、ヒルズカフェ
主催:
J-WAVE/筑波大学
企画制作:
J-WAVE/筑波大学/HOT STUFF PROMOTION/Nu ink.
後援:
文部科学省
協賛:
田中貴金属グループ/CHINTAI/TDK/凸版印刷/森ビル

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