高性能な「音響透かし技術」を採用

NFTの配布には、音声信号に暗号化を施した文字情報を埋め込む「音響透かし」という技術が使用されている。「AUDIO TOKEN DISTRIBUTOR」が採用するエヴィクサー株式会社の「音響透かし」技術はメディア耐性、秘匿性、残響および雑音耐性に優れ、音質劣化性能も検証済みのため、様々な用途に応じたソリューションを提供可能である。

独自開発の「ブラウザウォレット」

従来、オンチェーンでNFTを配布するには仮想通貨を管理するための「ウォレット」が受信者側に必要だが、「AUDIO TOKEN DISTRIBUTOR」ではブラウザウォレットというウォレットを自動生成する技術を独自開発しており、ウォレットを持っていない聴取者に対してもNFTが配布できる。ユーザーがウォレットを開設した際には、ブラウザウォレットから手元のNFTを移行させることも可能。

「Shiden Network」によりNFTの大量配布が実現

⽇本発のパブリックブロックチェーンであるAstar Networkを開発するStake Technologiesによるブロックチェーン「Shiden Network」上でNFTの発行が行われる。Shiden Networkは、ガス代が非常に安いため、Ethereum（イーサリアム）やPolygon（ポリゴン）といったブロックチェーンでNFTを発行した場合に比べ、低コストで大量のNFTを配布できる。