触覚と音響で集中やリラックスを支援する、コクヨ×ソニーの次世代チェア
(仮称)コンディショニングチェア

概要
「(仮称)コンディショニングチェア」は、コクヨとソニーフィナンシャルグループが共同開発した、ハプティクス(触覚提示)技術によりワーカーのコンディション調整を支援する次世代チェアのプロトタイプだ。コクヨが培ってきた人間工学に基づくオフィス家具・空間設計ノウハウと、ソニーフィナンシャルグループのパフォーマンス・コンディショニングサービス「NOUS ARE™(ノウスアレ)」を活用。全身を包み込むセミクローズドな椅子の中にアクチュエーターと専用音響を組み込み、身体全体で振動と音を感じる没入体験を通じて、集中・冷静・活力といった必要な心理状態への切り替えをサポートする。2026年8月より実証実験が開始されている。


なぜできるのか?
コクヨの知見とソニーが長年培ってきたハプティクス技術を組み合わせたプロトタイプ
近年、働き方の多様化やデジタル技術の進展により、オフィスワーカーを取り巻く環境は大きく変化している。限られた時間の中で集中して業務に取り組むことが求められる一方、働く人が心身のコンディションを整え、自身のパフォーマンスを発揮しやすい状態をつくることへの関心も高まっている。コクヨはこれまで、「WORKPOD(ワークポッド)」シリーズをはじめに、集中やコミュニケーションを支援する商品やオフィス空間提案を通じて、多様な働き方を支援してきた。同社は、こうした背景のもと、ソニーが長年培ってきたハプティクス技術を基に、ソニーフィナンシャルグループにて研究開発を進めるパフォーマンス・コンディショニングサービス「NOUS ARE™(ノウスアレ)」との共創プロジェクトとして、コクヨが培ってきたものづくりやデザイン、空間設計に関する知見を組み合わせて、プロトタイプを開発。8月からオフィスをはじめとした多様なワークシーンにおける新たなコンディショニング体験の実現を目指し、本プロトタイプの検証を開始する。
ソニーのパフォーマンス・コンディショニングサービス「NOUS ARE™」を採用
ソニーフィナンシャルグループのパフォーマンス・コンディショニングサービス「NOUS ARE™(ノウスアレ)」を採用。「NOUS ARE™」は、ソニーが長年培ってきたハプティクス技術を基に、産学研究やソニー社内での研究活動を通じて開発した「音に没入するハプティクス技術」を基盤とし、ソニーフィナンシャルグループにて研究開発を進めるパフォーマンス・コンディショニングサービス。ハプティクスを活用してユーザーの状態・特性に応じてその時の自分に必要な状態への切り替えを支援する。コクヨは、ソニーフィナンシャルグループとの共同開発により、本体内側に配置した「アクチュエーター」と、ブースに最適な音場を提供する専用スピーカーを実装。音楽を耳だけでなく身体全体で感じる没入体験を通じて、利用者が自身に必要な状態を選び、切り替える「状態設計」をサポートする。
今後、経営者や専門職など、さまざまな利用者層も視野に入れた検証も実施
プロトタイプのサイズは、W925mm×D855mm×H1500mmで、丸みを配した外形デザインを採用している。座面や背面にはオフィスチェアに用いられるウレタンクッション材と張地を使用し、その内部にソニーフィナンシャルグループの「NOUS ARE™」に対応したアクチュエーターを搭載している。コクヨはこれまで、「WORKPOD」シリーズをはじめとする商品や空間提案を通じて、多様な働き方を支援するオフィス空間の提供に取り組んできた。このプロトタイプは、その知見を活かし、働く人のコンディションに着目した新たな体験価値を提案する。今後は、オフィスワーカーに加え、経営者や専門職など強くプレッシャーがかかる利用者層も視野に入れ、さまざまなワークシーンにおける活用可能性について検証を進めていく。
利用シーンに応じて選択できる3つのコンディショニングモードを搭載
「NOUS ARE™」に対応した「アクチュエーター」により、利用シーンに応じて選択できる3つのモードを搭載。モードは、気持ちや活力を高め、大事なプレゼンや商談本番へ向かうための活性化のための「RISE」モード、高ぶった神経や強いプレッシャーを沈静化させ、冷静さを取り戻す「COOL」モード、適度な覚醒と落ち着きを保ち、目の前のタスクへ深く没頭するための集中促進の「FLOW」モードが用意されている。
相性のいい産業分野
この知財の情報・出典
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