No. 062 絆創膏感覚で使える、ワイヤレス脳波計

パッチ式脳波センサー

「パッチ式脳波センサー」は、生体に優しい伸縮自在な多チャンネル電極シートにノイズ除去技術を搭載した、手のひらサイズの脳波センサーである。高額で大型な医療用センサーと同等の性能を持ちながら、小型・軽量のワイヤレス式であり、利用しやすい価格も実現している。装着したまま自由に動ける状態で、連続約10時間の脳波計データをリアルタイムで取得可能なため、日常生活を送りながらの計測や、行動を制限しにくい幼児への利用など幅広い応用が期待できる。

なにがすごいのか?

  • 高精度アナログ回路により、1μV以下の弱い脳波も正確に測定できる計測技術
  • 伸縮自在な電極シートを共同開発し、小型・軽量・ワイヤレスを実現した
  • リアルタイムにさまざまなデバイスで脳波を目視することが可能

なぜできるのか?

独自に開発した電極シート

人体に優しい柔軟で伸縮自在なシール状の電極シートをFPC(柔軟性のある回路基盤)製造の大手メーカーと共同開発したため、誰でも簡単に装着することができる

従来の大掛かりな脳波計測を覆すデザイン

約27gと小型で軽量、ワイヤレスなため、装着感もほとんどなく子供から大人まで利用可能であり、行動を制限することがない

一般普及が可能な価格

コスト競争力のある製品開発により、医療や学術研究にとどまらず、一般的に日常で利用される可能性が高い

相性のいい分野

医療
自覚症状のない体の不調を脳波のセルフチェックにより早期に発見
教育
まだ話せない幼児の興味関心、感情を読み取り、コミュニケーションや教育に貢献
エンターテインメント
脳波の変化を応用した、その時その人だけの音楽やゲームの作成
マーケティング
アンケートなどでは得られないユーザーの生体反応を解析し、商品開発や販路開拓等に活用
ウェルビーイング
脳波のリラックス状態・活性化状態を生み出す生活環境作りに活用

知財情報

主な知財ホルダー:PGV株式会社

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
詳細な情報をお求めの場合は、お問い合わせください。

知財ハンター

Minako Ushida
丑田 美奈子 Minako Ushida
Writer / Konel Inc.

1982年神奈川県相模原市生まれ。ライター・プロデューサー・バックオフィサーの顔を持ち、活字と音楽をこよなく愛する。別名・最もテクノロジーから遠い超文系知財ハンター。彼女の琴線に触れる知財とはすなわち万人に届きやすい知財であることを意味する。未来を作る教育関連の知財や食関連など、実用性が高く生活に密着する知財を日々探している。