大阪エスニックビジネスの実態調査
研究対象地域である大阪市中央区南部のエスニック(民族的)ビジネスの現状をインタビュー調査などを駆使して見える化した事例研究。対象地域は、韓国・朝鮮系、中国系、タイ系のエスニック系施設が混在し、この地域のエスニック集団に関して業種や業態を比較分析を行ったところ、小売やサービス業の事業所について、韓国系は北部、中国系は南部に多く分布していることや、中国系のサービス業が同胞向けに集積していることなどが明らかになった。将来的には、Twitterのツイート情報や位置情報のデータを組み合わせることで、民族の空間分布や棲み分け、見えない社会的孤立や疎外をデータドリブンで可視化することも期待される。
なにがすごいのか?
- メタ視点からの民族間の比較
- 業種・地理的分布などの様々な切り口