Web Audio API
Web Audio APIは、ブラウザ上で音声を扱うための強力で多機能なシステム。JavaScriptで制御でき、HTML/CSS、canvas 2DやWebGL 3DのグラフィックスAPI、Tone.js、p5.jsなどと相性が良い。視覚と聴覚を使ったインタラクティブコンテンツをブラウザ上で作成しやすくなると期待される。
なにがすごいのか?
- ブラウザ上での音の動的生成
- フィルタリング処理やエフェクト加工、波形のビジュアライゼーション
- 5.1チャンネルまで対応
なぜ生まれたのか?
ブラウザ上で単に音を再生するならば、HTMLのaudioタグや、プラグインを利用してJavaやFlash経由で音を出す方法で事足りるが、正確なリズムで複数の音を連続的に再生するといった高度な操作はこれらの方法では難しく、より柔軟に音を出せる方法が求められていた。
参考:「violent-theremin」(画像クリックで別タブにて再生)