No. 303 一台で黒板に投影する超短焦点ワイドプロジェクター

ワイード

「ワイード」とは、1台で黒板全面に投影できるワイドサイズのプロジェクター。付属されている教育専用のソフトウェア「kocri(コクリ)」を活用することで、教師が板書したい文章や数式、図形、グラフ、穴埋め問題、地図などのデジタルファイルを手軽に投影できる。投影時に4000ルーメンの明るさを維持できるため、教室後方の児童生徒からも見やすく、レーザー光源の採用によりランプ交換の手間とコストを軽減したワイードは、授業のデジタル化への移行期にある教育業界で、重宝されるデバイスとなるだろう。

 

なぜできるのか?

事前準備の負担を軽減

付属のソフトウェア「kocri」を使用して「16:6」サイズのページで教材を作ることで、自分で比率を計算してページ設定をする必要なくワイードの大画面をフルに活用できる仕様となっている。また、教材の保存・転用・振り返りが簡易なため授業の効率化、教師の労働負担の軽減につながる。

手間とコストを軽減するレーザー光源

レーザー光源の採用により、約20,000時間の光源寿命を実現。一般的なプロジェクターに採用されているランプ光源に比べて輝度劣化が少なく、ランプ交換の手間とコストを軽減する。

「GIGAスクール構想」に対応

一度に複数のデータを並べて見せる展開を得意としているワイードは、児童生徒一人ひとりの考えやアイデアをすばやく一覧化することが可能。多様な子どもたちに対し、公正に個別最適化された創造性を育む教育を目指す「GIGAスクール構想」への新たなアプローチとなることが期待されている。

相性のいい分野

教育・人材
教材をデータ化し教師間で共有・データベース化
コミュニケーション
複数人が参加するグループディスカッションや会議を分かりやすく可視化・構造化するシステム
アート・エンターテインメント
インタラクティブ演出と組み合わせて、壁面をエンターテインメントスペースとして活用
メディア・コミュニケーション
曜日・時間帯別で素材の切り替え放映が可能な街頭広告

知財情報

主な知財ホルダー:株式会社サカワ

この知財は様々な特許や要素技術が関連しています。
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知財ハンター

丑田 美奈子 Minako Ushida
Writer / Konel Inc.

1982年神奈川県相模原市生まれ。ライター・プロデューサー・バックオフィサーの顔を持ち、活字と音楽をこよなく愛する。別名・最もテクノロジーから遠い超文系知財ハンター。彼女の琴線に触れる知財とはすなわち万人に届きやすい知財であることを意味する。未来を作る教育関連の知財や食関連など、実用性が高く生活に密着する知財を日々探している。


知財ライティング: 清水菜月