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2023.04.07

知財ニュース

GMOインターネットグループ代表・熊谷正寿氏が「空飛ぶクルマ」のパイロットに─日本人で初めて初級・操縦士証を取得

GMO 熊谷正寿氏

GMOインターネットグループは2023年3月14日、大阪市の大阪城公園内野球場にて、国の許可が必要な屋外スペースでは日本初となる空飛ぶクルマ(eVTOL/電動垂直離着陸機)の有人実証飛行に参加した。実証飛行では、グループ代表の熊谷正寿が空飛ぶクルマのパイロットを務め、およそ10分間、上下飛行、直進および緩旋回飛行などを行った。

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今回の実証飛行は、2025年日本国際博覧会協会と大阪商工会議所が万博の機運醸成とイノベーション創出を目的に実施した公募で採択されたもの。丸紅株式会社が実施し、大阪府、大阪市、大阪商工会議所で構成される実証事業推進チーム大阪が支援している。

グループ代表の熊谷氏は、会場の大阪城公園内野球場(大阪市)上空で、およそ10分間上下飛行、直進、緩旋回飛行を実施。高度な技術力と専門知識が必要な空飛ぶクルマを熊谷氏自らが操縦することで、知見を蓄積し安全性を証明した。

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ヘリコプターと飛行機の操縦免許を取得するなど、「日本で最も空に精通する経営者」を目指してきた熊谷氏。2023年1月には、米国LIFT AIRCRAFT社製の電動垂直離着陸機(eVTOL)「HEXA」の操縦訓練プログラムを受講し、基準をクリアしている。日本人初の初級操縦士証の交付を受け、今回の搭乗に至った。

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GMOインターネットグループでは、空飛ぶクルマ普及の最大のリスクとなるサイバー攻撃による墜落事故に備え、情報セキュリティとサイバーセキュリティ技術による「空のセキュリティ」の確立を推進。セキュリティの専門家が通信インフラの脆弱性を診断する「GMOサイバーセキュリティ for Drone/eVTOL」をはじめ、通信セキュリティ技術や電子認証技術を提供している。

熊谷氏は、「空飛ぶクルマが大阪万博で実用化され、多くのユーザーの移動手段や時間節約の手段として活用されることを願っている」と語る。同社が創る空飛ぶクルマの未来に期待したい。

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GMO インターネットグループ 公式サイト

「GMOサイバーセキュリティ for Drone/eVTOL」詳細サイト

Top Image : © GMO インターネットグループ

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