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2021.06.16

知財ニュース

進化系減塩冷凍食品「DESALT FOOD(デソルトフード)」が登場─独自の脱塩技術で旨味はそのままに塩分濃度をコントロール

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電波振動を使った水分子コントロールのテクノロジーを開発する株式会社エバートロンは、2021年5月31日より、減塩冷凍食品「DESALT FOOD(デソルトフード)」の発売を開始した。

第一弾として発売する商品は、「食べたことない ブリの照り焼きステーキ」の脱塩50%、「食べたことない ブリの照り焼きステーキ」の脱塩80%の2種。調理も湯煎で温めるだけなので、高齢者でも簡単に調理できる商品となっている。

塩分

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従来の減塩冷凍食品は、減塩醤油等で作られた調味料を使用するしかなく、料理人はその指定材料だけの減塩レシピで調理しており、理想とする調味料の使用や味を作るのが困難だった。

「DESALT FOOD」は、料理人が理想とする通常の醤油・ソース・タレを使い、その後エバートロンのフードテックの脱塩技術(特願2018-104001、特願2016-160585)で自由自在に塩分だけを抽出カットするので、旨味をそのままにしながらの塩分濃度コントロールを実現。さらに食材本来の品質や味を美味しく保つマイナス55度のドリップレス急速アルコール冷凍技術「W.O.W Freezer」(特許6791682)で凍結した商品となっている。

高血圧、心臓疾患、腎臓疾患などで塩分摂取を控えなくてはならないが美味しいものを食べたい人々の食の楽しみを叶えるこの商品。上あごに貼るだけで手軽に減塩できるソルトチップと組み合わせみても、面白いキャンペーンや商品が生まれそうだ。

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Top Image : ©Getty Images

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