スウェーデン発、CO2を排出しないプレミアム電動バイク3車種が日本初上陸─ゴールドウインがバイクメーカーと業務提携

株式会社ゴールドウインは、スウェーデンの電動バイクメーカーCAKE社と独占的パートナー契約を締結した。2023年5月から、CAKE社が展開するCO2を排出しないクリーンでサステナブルな電動バイクの予約受付を開始する。

mv@pc@2x

今回日本に上陸するバイクは、「Makka rang（マッカレンジ）」「Osa+（オッサプラス）」「Kalk&（カルクアンド）」の3種。これらは、モーターの静かさが特徴で、走行中に自然や都市の音をより体感しながら移動できる。年齢や性別、サイズ、スタイルを問わず使用でき、人と自然の共生を健康的かつ平和的に実現するモビリティだ。

kalk-gallery-03@2x

また、CAKE社が提供するアプリケーションサービス「Ridecake」では、バイクとのシームレスなやり取りにより、施錠解錠や盗難防止通知、バッテリーの状態確認など多くの機能が利用可能。他にも、乗車記録からバッテリーの使用状況を把握し最適な通勤経路を見つけたり、カスタムライドモードを利用してトルクや速度、回生の組み合わせを選択できたりするという。

「エキサイティングなモビリティ体験」と「環境への責任」の両立を目指すCAKE社。現在、CAKE社のプロダクトは走行中のCO2排出はゼロであり、プロダクトの生産工程におけるCO2の排出についても2025年までにゼロにすることを目指している。スウェーデンの電力会社であるVattenfallとの協業したり、現行モデルに使用されている高純度のアルミを何度もリサイクルできるよう管理したりと、工程やプロダクトの改良に取り組んでいる。

また、株式会社ゴールドウインは、2021年に掲げた中期経営計画の中で、環境配慮素材の推進や、リサイクル・アップサイクル事業の推進、カーボンニュートラルに向けた取り組みを強化しており、CAKE社の展開するクリーンでサステナブルを考慮したバイクとの親和性の高さを感じたとのこと。また、CAKE社もゴールドウイン社の責任や革新への情熱、顧客との関係構築力を評価し、今回の独占的なパートナー契約の締結に至った。

20230120 CAKE 1 (1)