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2024.03.26
知財ニュース
中国のロボットメーカー「Unitree」、二足歩行ロボットの走行速度で世界最速を記録
中国ロボットメーカー「Unitree」が開発している二足歩行の人型ロボット「Evolution V3.0」が二足歩行ロボットの走行速度で世界最速を記録した。「Evolution V3.0」は人型二足歩行ロボット「Unitree H1」の最新バージョンのロボットだ。
「Evolution V3.0」は、高さ約1.8メートル、重量は約47kgの二足歩行ロボット。中国で初の走行可能な人型ロボットで、公開された動画では、「Evolution V3.0」が時速7.4マイル(秒速3.3メートル)で走る様子がアップされている。「Unitree」は潜在的に時速11マイル(秒速5メートル)に達する可能性があると公式サイトでは述べている。
また、「Evolution V3.0」は安定した歩行と柔軟性の高い運動能力を持ち、複雑な地形や環境でも自律的に歩行、走行することができる。3DLiDARと深度カメラを搭載し、高精度の空間データをリアルタイムで取得してパノラマスキャンを実現。360°の奥行きを認識できるのだという。
動画内では、走る動作以外にも、ダンスや階段を上り下りする様子など様々な動作が公開されている。
Top Image : © Unitree
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