米企業ジョビー・アビエーションは、アラブ首長国連邦（UAE）のドバイにて、空飛ぶタクシーの飛行試験に成功したと発表した。

ジョビー・アビエーションは、電動式で垂直離着陸型の空飛ぶタクシーの開発を進めている企業だ。同社は、この空飛ぶタクシーがドバイでの飛行試験に成功し、ドバイの商業市場への準備段階を開始した。

同社は、2024年にドバイ道路交通局と契約を締結し、ドバイでの6年間にわたる空飛ぶタクシーの独占運営権を得ているのだという。空飛ぶタクシーは2026年ににサービスを開始する予定だ。

サービスは、ドバイ国際空港、パーム・ジュメイラ、ドバイ・マリーナ、ドバイ・ダウンタウンで開始する計画とされている。空飛ぶタクシーは時速200マイル（約320km/h）で、移動時間は、車で45分かかるドバイ国際空港からパーム・ジュメイラまでの距離をわずか12分での移動が可能になるとのこと。パイロットと最大4名の乗客を乗せる設計で、騒音は最小限だとしている。

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Top Image : © Joby Aviation