ニチレイ、電子レンジで温めることで出来上がる「冷やし中華」を３月より発売

株式会社ニチレイフーズは、電子レンジでチンして“冷たい麺”が出来上がる新商品「冷やし中華」を、2022年3月1日から発売する。

本商品は、電子レンジで温めることで冷たい料理が出来上がる新技術（※特許出願済）が使用された冷凍調理品。麺と具を指定の時間温め付属のタレと絡めることで、簡単に冷やし中華を作ることができる。

冷やし中華は、調理時に麺を茹でてから冷水でしめるという工程に加え、具となる材料を他の麺メニューより多く用意しなければならず、実際に、同社の行ったアンケートでも、回答の約8割が「冷やし中華は手作りが“手間”」という調査結果となっており、こうした背景を受けてニチレイフーズでは、レンジでチンしていつでも簡単に食べられる冷たい麺類「冷やし中華」の開発に至ったという。

また、日本では、調理や食事を家庭外に依存するライフスタイルの定着と、単身世帯が増加したことによる「パーソナルユース需要」（1人前規格の主食・主菜や、片手で食べることができる軽食のメニューの需要）の増加が見られており、それらを表すように、個食商品で構成されている冷凍ラーメン類の市場規模は、コロナ禍前の137％に伸長している。レンジでチンする「冷やし中華」は、そうした重要の高まりつつある個食商品としても今後注目される。

レンチン「冷やし中華」２