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2024.02.26
知財ニュース
日本発の「Apple Vision Pro」対応アプリが登場─3D表現で天気を体感できるアプリ「SunnyTune」
株式会社MESONは、Apple Vision Pro向けの天気体感アプリ「SunnyTune」をリリースした。
SunnyTuneは、Apple Vision Proで視覚や聴覚を通して天気を体感できるアプリ。アメリカ合衆国のApp Storeに公開されており、Apple Vision Proを購入したその日から、誰でも無料で利用することができる。
Apple Vision Proは現実空間にデジタルコンテンツをシームレスに融合するものとして、Apple Inc. が2024年2月2日にアメリカで発売を開始した新たな空間コンピュータ。目や手の動き、声による操作など、直感的に操作できることが特徴だ。
同社は、かねてからの空間コンピューティング技術とプロダクト開発技術を活かし、今回、自社オリジナルアプリとして「SunnyTune」を制作、リリースした。
SunnyTuneは、Apple Vision Proに最適化したアプリとしてデザインされている。従来の天気アプリは、天気の情報を平面の文字情報で通知するかたちだったが、同アプリでは、3次元表現で天気の変化をデザインするという。単に天気の変化を知るだけではなく、目や耳を通して天気の変化を感じることができるというもの。
ユーザーがApple Vision Proを装着し、SunnyTuneを起動すると、目の前に小さな空間が現れる。現れた空間の天気は現実世界と連動しており、今いる場所の天気と同じように変化する。
また、現在地だけでなく、世界中の様々な場所と天気を連動することも可能。さらに少し先の時間の天気の変化を見ることもできるという。
SunnyTuneはApple Vision Proで利用できる他アプリと併用することも可能。
同社は今後、「Apple Vision Proを活用した企業とのプロダクト共創開発や自社オリジナルアプリ開発にも積極的に取り組んでいきたい」としている。
Top Image : © 株式会社 MESON