News

2025.05.01

知財ニュース

親子で“食の原点”に触れる体験──「ポケマルおやこ地方留学」2025年夏休み版、全国9地域で開催決定

main

株式会社雨風太陽は、小学生とその保護者を対象とした地方体験型教育プログラム「ポケマルおやこ地方留学」の2025年夏休みプログラムの申し込み受付を、2025年3月31日より開始した。

本プログラムは、自然と生産の現場に触れながら“食べものの裏側”を学ぶことを目的としており、2022年より継続開催されている。2025年は北海道から長崎まで全国9地域・8道県で展開され、全5日程(各6泊7日)で実施される予定である。対象は小学生とその保護者で、一部地域では未就学児や子ども単独での参加も可能となっている。

開催地は、北海道(厚真、函館・道南)、青森・岩手、岩手、山形(鶴岡市)、和歌山(太地町、古座川町、串本町、すさみ町)、瀬戸内(広島県大崎上島町)、福岡(古賀市、福岡市、糸島市、朝倉市、筑前町、東峰村)、長崎(西海市、松浦市)である。

sub1

sub2

sub6

活動内容は地域ごとに特色を持ち、たとえば北海道では酪農や農作業、函館では手巻き寿司作り、和歌山ではイルカとのカヤック体験や磯遊び、福岡では川茸収穫や塩づくり、長崎では無人島探検など、海・山・畑に関する多様なプログラムが用意されている。いずれの地域も、ポケットマルシェに登録する生産者や自然のエキスパートらが案内役を務め、参加者は実体験を通じて命や食の背景を学ぶ。

また、親の滞在環境にも配慮がなされており、日中はWi-Fi完備の施設でテレワークが可能な「ワーケーション型プログラム」としても機能する。アクティビティの間、子どもは地域の自然環境で過ごし、希望者は親子での共同参加も可能となっている。

料金は1家族(大人1名・子ども1名)あたり21万7,000円〜28万円(税込)で、参加地域や体験内容により変動する。申し込みは専用ページ(https://oyako.travel/summer/)から行える。

「ポケマルおやこ地方留学」申し込み

本事業は、都市と地方の関係性を見直す機会を提供するものであり、参加者の90%以上が再訪希望や他者への推薦意向を示すなど、地方との継続的な関係構築にも寄与している。また、2024年には「国土交通大臣賞(ツアーグランプリ2024)」や「日本子育て支援大賞」などを受賞しており、社会的な評価も高まっている。

文部科学省の調査でも、自然体験や社会体験を多く持つ小学生は、自己肯定感や回復力が高まる傾向があるとされており、同社は今後も教育的観点から価値ある地域体験プログラムを展開していく方針である。

プレスリリースはこちら

広告