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2022.02.14
知財ニュース
電通とBASSDRUM、数年先のテクノロジーの潮流が掴める「THE TECHNOLOGY REPORT」を創刊
テクニカルディレクターが中心に集まる技術者集団、BASSDRUMと、電通の社内組織であるCXCCは、企業の先端テクノロジーのビジネス活用を促し、数年先のビジネスやものづくりを見据えたビジョン形成のための視点を提供する冊子『THE TECHNOLOGY REPORT』の創刊0号を1月18日に共同で発刊した。本冊子は企業経営層に向けて、半年ごとに発行していく予定だ。
テクノロジーの潮流を本質的に理解し、5年・10年・20年先のビジネスやものづくりにつなげていくことを目指し創刊された。日本を代表するテクニカルディレクター集団であるBASSDRUMと、多様な業種のR&Dや先端技術を利用した表現開発に携わる電通のリサーチャーのコラボレーションで発刊している。
発行の背景として、「テクノロジーは人や企業にとって、何かを実現するための道具・手段であって、「目的」ではない。しかし、新しいテクノロジーが生まれるタイミングでは、技術要素ありきでプロジェクトが進んでいくケースが多く見られる。次々と生まれるテクノロジーに翻弄されないためには、その潮流を知るとともに、なぜその潮流が生まれているかまで理解しておくことが必要です」と述べられている。
考えることと手を動かすこと、両方に精通した有志が集まり、テクノロジーの風向きへの感覚を言語化・体系化していくことは、「企てる人」が手段に振り回されない良きものづくりをしていくための羅針盤をつくることにもなる、と考えこのプロジェクトが立ち上がったとのこと。
発行人でBASSDRUM代表の清水幹太氏は「この『THE TECHNOLOGY REPORT』が、読者にとってテクノロジーの流れを読んだ、より良いビジョンをつくるための触媒となってくれたら、何よりも愉快なことである」と語っている。
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※創刊0号のみ、ウェブサイトからダウンロードが可能。次号以降は紙面発行のみの予定。
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Top Image : © BASSDRUM