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2024.03.07

知財ニュース

Uber Eats、東京でAI自走ロボ配達スタート─三菱電機、Cartkenと協業

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Uber Eats Japan合同会社と三菱電機、Cartken Inc.は、AI技術を活用した自律走行ロボットによるオンラインデリバリーサービスの提供に向けて業務提携を締結した。

2024年3月中に都内の一部地域でロボットによる料理配達を開始する。Uber Eatsがロボットデリバリーサービスを提供するのは、米国に続き世界2カ国目となる。

同サービスは、Cartkenが設計し、AI技術を駆使したデリバリーロボットが、三菱電機による日本仕様への適合と導入・運用により、Uber Eatsアプリ上で展開される。

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Cartken製デリバリーロボットは、高度なAIモデルやアルゴリズムを活用した物体検知技術や自律走行性能、遠隔操作機能を完備。

さらに三菱電機による日本仕様への適合(※)により、道路交通法に定める遠隔操作型小型車として、最高時速5.4kmで歩道等を走行。ロボットに搭載されたカメラを通じて取得される映像には、マスク処理を行い、個人を特定できないよう通行人のプライバシーにも配慮されている。

(※ 一般社団法人ロボットデリバリー協会による安全基準の適合試験に合格したロボットを、管轄の都道府県へ届出することにより運行)

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また、ロボット内部には断熱性のある約27リットルの積載スペースが備わり、配達中の料理は適切な温度に保たれる。

Uber Eats Japan 代表・中川晋太郎氏は「自律走行ロボットは2024 年問題を含めた人手不足が懸念される中で、配送手段の選択肢を増やす試みとして、中長期的にその重要性を増していくと考えている。ロボットデリバリーを開始することで、Uber Eats をご利用されるお客さまや加盟店舗の皆さまに、楽しいサプライズと高い信頼性を提供できるのを楽しみにしている」と今後に期待を示した。

プレスリリースはこちら(1)(2)

Top Image : © Uber Eats Japan 合同会社

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