VRでサイケデリック体験を代用する事は可能なのか？

没入型のリラクゼーションエクササイズを開発している「Tripp（トリップ）」が、幻覚剤を使わずに、サイケデリックトリップの際の視覚と聴覚を模倣した体験ができるVRアプリを制作した。

ユーザーはVRヘッドセットの中で、フラクタル図形や惑星、不気味に発光する花が目の前を通り過ぎるのを眺めながら、日常から離れて自分の思考を拡張することができる。さらに、機能・専用のアプリを使うことで、ユーザー独自のビジュアルフローの作成、VR体験のパーソナライズ、進行状況の追跡などが可能。

これらの機能を活用することで、同社は、ユーザーはヘッドセットを装着してから約8分という短い時間でリラックス効果を得ることができると主張している。

幻覚剤の取締りが強化されつつある昨今、手軽に・安全にサイケデリック体験ができる、摩擦の少ない代替手段と言えるだろう。

Trippは、Oculus（オキュラス）とPlayStation VR（プレイステーションVR）の両方のストアにてアプリを配信しており、月額4.99ドル（約550円）のサブスクリプションという形で利用できる。

サイケデリック体験に興味がある方は、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。

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Top Image : ©Tripp