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2022.03.08

知財ニュース

日本初、NFTアート発、アニメ化プロジェクト始動―9歳の少年による「Zombie Zoo」×東映アニメーション

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東映アニメーション株式会社は、9歳の少年によるNFTアートコレクション「Zombie Zoo」を原案にした新しいアニメプロジェクトを立ち上げた。NFTアートのアニメ化プロジェクトは日本初となる。映像は2022年春公開予定で、今後の情報はプロジェクト公式サイトで随時公開される。

「Zombie Zoo(ゾンビ・ズー)」とは、9歳の日本人の少年・Zombie Zoo Keeper(ゾンビ・ズー・キーパー)が、母親であるアーティストの草野絵美氏と共に2021年に夏休みの自由研究として始めたNFTアートプロジェクトだ。累計212点にも及ぶピクセルアートは全てiPadで描かれており、NFTマーケットプレイスのOpenSeaで販売されている。 SNSで大きな評判を呼び、これまでの全作品が完売。少年・Zombie Zoo Keeperは「2021 Forbes JAPAN 100」にも選出され、一躍“日本のNFTアートシーン”の顔となった(2022年1月31日時点)。

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東映アニメーションは大人のクリエイターの手により多くのキッズアニメを世に送り出してきたが、本プロジェクトの主役クリエイターは子ども自身。「子どものクリエイティビティ」「テクノロジー&インターネット」「コンテンツ製作」の3つの要素の相乗効果を図りながら、既成概念に囚われない子どもの自由な子どものクリエイティビティをそのままアニメ化するサポートをしたいと、このプロジェクトを立ち上げたという。

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その第一歩として、NFTアートコレクション「Zombie Zoo(ゾンビ・ズー)」を生み出した9歳の日本人の少年・Zombie Zoo Keeper(ゾンビ・ズー・キーパー)と協業。少年は「ぼくが今考えたゾンビたちを捕まえるアニメを作りたいと毎日ママと話していたので夢がかないました。子どものうちに子どもの時にしかできないものを大人たちと作れるなんてワクワクします。」とコメントしている。

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東映アニメーション株式会社は、テクノロジーやインターネットの発展により、今やプロアマ問わず個人でもイラストからその世界観を拡張し、多角的なコンテンツ展開をすることが可能な時代になった時代に、キッズアニメを作り続けてきたからこそ、貢献できる役割があると考えているとのこと。

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公式サイトはこちら

2021 Forbes JAPAN 100

Top images : © 東映アニメーション 株式会社

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