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2021.08.30
知財ニュース
ホンダがSDGsをテーマにした小学生向けコンテンツ「自由研究 with Honda e」を公開、96個の自由研究コンテンツを掲載
本田技研工業(ホンダ)は、SDGsをテーマにした小学生向けの自由研究コンテンツ「自由研究 with Honda e」の公開を開始した。テーマは、ホンダの電気自動車「Honda e」に絡め、SDGsの17目標のうち「住み続けられるまちづくりを」「気候変動に具体的な対策を」にフォーカス。専門家監修の下、「防災」「エネルギー」をテーマに2つのコンテンツを制作した。同社が運営する「Honda Kids」のサイト内で8月5日より追加公開を開始している。
「防災」は、1日電気が使えなかった場合を想定し、通常時の電気使用量や、停電の際にどういう点に困りどんな備えが必要かなどを調査する、調べ学習のコンテンツ。Honda eの電力で「何日暮らせるか」も調査項目に入っている。電気の大切さを知り、災害時の備えの意識向上につなげることを目的としている。
「エネルギー」は、電気でモノを動かす実験コンテンツ。電気を動力に変えて動くブランコを作る実験を通じ、科学の面白さとエネルギーについての理解を深めることを目的としている。
自由研究のコンテンツは、今回追加分を合わせて全96コンテンツを掲載。化学反応でモノ・現象を作る実験や生き物の観察、工作など、様々なジャンルのコンテンツを提供している。
魚のフンで野菜を育てる循環型食料生産システム「アクアポニックス」を作る実験や、水をかけるだけでご飯ができる「アルファ化米」を作る実験、紙おむつで植物をエコ栽培する実験など、今回追加されたコンテンツ以外にも、サステナブルな社会を見据えたものが多数あり、実用性も兼ね備えた内容。いずれのコンテンツも、ホームセンターで揃う道具で、1日程度で挑戦することができる。
なかなか外出や遠出ができないこの夏の体験学習に、または小学生向け自由研究アワードの題材に、興味がある方はトライしてみてはいかがだろうか。
Top Image : © 本田技研工業株式会社