News
2025.11.19
知財ニュース
世界初の家庭用ヒューマノイドロボット「NEO」が発売

ロボティクス企業の1X社は、世界初、家庭用のヒューマノイドロボット「NEO」の予約受付開始を発表した。
「NEO」は、日々の家事を自動化し、日常的な作業を引き受けてくれる家庭用ヒューマノイドロボットだ。体重は約30kg、関節は22自由度とされ、人間レベルの器用さ。約68kg以上の物を持ち上げることができ、約30kgの物を運ぶことができる。
ユーザーは、「NEO」にタスクのリストとスケジュール設定をすることが可能。洗濯物を畳んだり、棚の整理、部屋の片付けといった家事をこなすことができる。
「NEO」は、話しかけられていることを認識し、聞き取り、応答することも可能だ。会話を通じて自然なコミュニケーションを図りながら、サポートや便利な機能を提供するように設計されている。会話の継続もでき、過去の状況を思い出して、時間の経過とともに応答を適応させることもできる。
初期の早期アクセス段階では、基本的なタスクをこなせる状態で、使い続けることで新しいスキルを学習・習得していく。来客のためにドアを開けたり、アイテムを取りに行ったり、夜間に照明を消したりするといった機能を初期機能として実行できるよう設計されている。ソフトウェアアップデートのたびに能力が向上していくのだという。
「NEO」がまだ覚えていない家事があれば、オーナーはエキスパートモードでスケジュール設定して、タスクをこなせるようにガイドし、「NEO」が仕事をこなしながら学習していくことができる。
「NEO」の頭からつま先まで柔らかいポリマー素材を用いた柔らかいボディで、親しみやすく、デザインは、生活空間を邪魔せず、調和する。
「NEO」は現在1Xのオンラインストアで早期アクセスとして販売予約を受け付けており、予約受付中だ。カラーは3色展開で、2026年の優先配送を含む早期アクセスプランでは2万ドルで購入することが可能。月額499ドルのサブスクリプションプランも用意されている。2026年に米国での出荷を開始し、2027年から他の市場にも展開していく予定だ。
Top Image : © 1X


