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2021.09.13
知財ニュース
木の食用化を目指すブランド「木(食)人」がローンチ─木の香りを抽出したフォレストソーダを販売
TŌGEと日本草木研究所が、木の食用化を目指すブランド「木(食)人」(もくしょくじん)を立ち上げた。
人と森の新たな関係性を築くことや、里山の持続的な管理、そして新たな嗜好品の開発等を目的としており、第一弾プロダクトとして、木の香りを抽出したフォレストソーダ、またトニックやほうじ茶など、好きな割り方を楽しめるフォレストシロップを8月23日に発表・販売した。
「木(食)人」は、長野県軽井沢町に位置する標高1256メートルの側火山「離山」を管理する過程で採取される木々を研究し、食べられる形に変える木食専門ブランド。
原材料はモミ、アカマツ、カラマツ、アブラチャン、ヒノキ、晩柑、ブラックカルダモンのみ。砂糖をのぞく材料の95%以上に、軽井沢で採れる香木を使用し、なるべく純度高く森の木々自体の香りを楽しんでもらうことを目指している。
今回発売されたフォレストソーダとフォレストシロップは、もぎたての季節の香木を蒸留した新感覚飲料で、森に入った瞬間の抜けるような爽やかさを凝縮した味わいとのこと。
「FOREST SODA 」(写真右)
木の爽やかな旨みを凝縮したストレートタイプの微炭酸飲料。
・価格:2,560円
「FOREST SYRUP 大 」(写真中央) 「FOREST SYRUP 小 」(写真左)
5倍濃縮のシロップタイプ。炭酸水・トニックウォーター・お茶等で割ってお飲み頂けます。
・価格:小250ml 1,930円/大720ml 3,980円
・販売方法:8/23 よりオンラインストアにて販売
・配送時期:9月上旬から配送開始予定
※価格は全て税込表記です。
木に含まれる「フィトンチッド」という香り成分は、シトラスやベリーの様に華やかで爽快、そして甘い香りがする他、精神安定効果が期待できるとも言われている。
美味しいだけでなく、まるで森林浴をしているかのような気分を味わえる木(食)人のドリンク。一度は試してみたい一品だ。
Top Image : ©一般社団法人芸術文化離山