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2023.12.21
知財ニュース
Z総研、Z世代が選ぶ「2023年下半期トレンドランキング」を発表─飾らないリアルな姿、ヒス構文、中毒性などポイントに
Z総研は、株式会社N.D.Promotionが運営するZ世代女子向けメディア「Nom de plume(ノンデプルーム)」読者のリアルZ世代に2023年下半期トレンド調査を行い、「Z総研2023年下半期トレンドランキング」を2023年12月11日、公表した。同時に、「Nom de plume」のZ世代フォロワー12万人に聞いた編集部セレクトの「2024年上半期ネクストトレンド予想」も発表した。
調査はインターネットにて、2023年11/10(金)~2023年11/19(日)の期間に行われた。対象は同社メディア「Nom de plume」LINE@会員で、全国の中高生から28歳まで、有効回答数は2,810名。
その結果、2023年下半期のトレンド傾向は、「飾らない」がキーワードにあったという。例えば、流行ったコト・モノに、飾らず全力でポーズをとる「ひき肉ポーズ」や、リアルな姿を内カメラと外カメラ同時に撮影するアプリ「BeReal.」、現実とどこかリンクする「おぱんちゅうさぎ」など、本来の姿を映し出すコンテンツが話題になり、リアルさを大切にするZ世代が増加している。
また、日常のネガティブな事象や不満の内容を問いかける『なぁぜなぁぜ?』、ヒステリックな語気で相手に罪悪感を抱かせる『ヒス構文』など、現実でのネガティブをネタに消化して前向きに捉えることの流行も見られた。
SNSのコンテンツは「マネしやすさ×中毒性」がポイントに。耳に残る中毒性と、様々な人が挑戦できるマネしやすさがSNSでの話題上位に見られる傾向だと言えるという。
ほかにも、流行した食べ物やコスメ、歌、ドラマなど、幅広いジャンルでランキングが発表され、2024年上半期のトレンド予想も公表された。
Top Image : © 株式会社 N.D.Promotion