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2023.08.24

知財ニュース

コンサドーレ札幌と余市町、ふるさと納税の返礼品にNFTを発行

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北海道余市町ではふるさと納税の返礼品として、コンサドーレ札幌と北海道余市町がコラボした限定のご当地アートNFTを発行する。寄付の受付期間は2023年12月中旬まで。

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北海道コンサドーレ札幌と北海道余市町がコラボしたご当地アートNFT「〜Yoichi & Dole-kun〜 余市&ドーレくん」(1種類)は、北海道を拠点として活動する人気イラストレーターそらさんが描く、コンサドーレデザイン。

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さらに支援の限定特典として、ご当地NFTを持参して余市町を訪れると、コンサドーレオリジナルのカメラフレームがプレゼントされる。さらに、NFTを持った状態で余市駅に設置してあるQRコードを読み込むと、選手の写真が入ったNFTがもう1枚贈呈される。入手した選手の写真入りフレームを使えば、いつでも選手と一緒に写真が撮れるという、ファンにはたまらない特典付きだ。

カメラフレームは何枚でも受け取ることができ、対象選手は入手時点での在籍選手となる。現地でもらえる選手のNFTはランダムで、選ぶことはできない。

NFTは、ふるさと納税の返礼品として最近注目を集めているアイテム。ブロックチェーン技術を使ってデジタルアートや音楽などの所有権を証明するもので、一つ一つが唯一無二で、データの改竄(かいざん)が困難であることから、他のものとの交換はできず、オリジナル性を確立できる。

例えば、NFTとして発行されたデジタルアートは所有者が本物であることを証明できるため、資産価値を持たせることが可能。今回ふるさと納税の返礼品として発行されるデジタルアートNFTは、寄付者が北海道余市町およびコンサドーレ札幌から受け取った感謝の証と言えるとコンサドーレは述べている。

NFTが返礼品として活用される取り組みは、北海道余市町のほかにも、新潟県燕市・三条市、群馬県沼田市、秋田県大館市、岩手県遠野市などで導入しており、全国的に広がりを見せている。

北海道余市町のNFT詳細はこちら

Top Image : © 株式会社 あるやうむ

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