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2025.09.30
知財ニュース
PayPay、韓国で利用可能に―9月下旬から「海外支払いモード」導入、買い物や送金・チャージが可能に

PayPayは9月下旬以降、PayPayアプリを海外で利用可能になる「海外支払いモード」を新たに導入することを発表した。まずは日本人出国者数ランキング第1位である韓国でサービスを開始し、これにより、PayPayユーザーが韓国でもPayPay決済や送金ができるようになる。
PayPayアプリで本人確認を完了したユーザーは、韓国にあるコンビニや百貨店、飲食店、屋台などでPayPayでの支払いが可能。支払いは「PayPay残高払い「PayPayクレジット」払いの両方に対応し、金額は現地通貨と日本円の両方で即座に表示されるため、安心して買い物ができる。
「海外支払いモード」は2025年9月下旬以降に韓国での提供を開始。韓国では、「Alipay+」と「zero pay」のマークが掲示されている店舗や場所にて、「PayPay」での決済が可能になる。
また、決済だけでなく、個人間送金や残高チャージ、為替レートの確認なども利用できるほか、日本国内と同様にPayPayポイントも付与され、キャンペーン「PayPayステップ」の対象にもなるという。
これまでPayPayは訪日外国人向けのインバウンド需要に対応を進めてきたが、今回の海外支払いモードの導入は、初の海外アウトバウンド対応。PayPayが実施した調査では韓国渡航経験者の9割近くが現地でPayPayを使いたいと回答しており、新機能にも大きな注目が集まっている。
今後もPayPayは海外でのサービス拡大を進め、国内外問わず、ユーザーがより便利にPayPayアプリを活用できる環境を整えていく方針だ。
Top Image : © PayPay 株式会社