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2025.05.29

知財ニュース

「SESAME」シリーズから、顔認証と手のひら認証機能搭載のスマートロック「SESAMEフェイス」が登場

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スマートロック「SESAME」シリーズを提供するCANDY HOUSE JAPAN株式会社は、新たに「SESAMEフェイス Pro」と「SESAMEフェイス」を発表した。

「SESAMEフェイス Pro」と「SESAMEフェイス」は、大人気のセサミタッチに、顔認証と手のひら静脈認証機能を搭載した進化版のスマートロックだ。非接触の手のひら静脈認証は、赤外線を手のひらに当てると、手のひら静脈の中の赤血球が赤外線を反射し、反射された赤外線が神経回路に入り、暗闇でも0.9秒で解錠可能。写真や動画の場合、赤血球がないため騙すことはできないのだという。

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3歳〜80歳以上まで幅広く対応し、誤認識率はわずか0.0001%未満という高精度。赤外線点群を用いた立体顔認証により、暗闇や化粧をした状態でも誤認識しないのだという。同社によると、顔認証と手のひら静脈認証の実現で、極めて高いセキュリティを実現し、iPhone16 Proを超えたとしている。

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顔認証は100枚の顔が保存でき、SESAMEフェイスからの距離が35cm~90cmの範囲内で認証可能。手のひら静脈は、100枚の手のひら静脈が保存可能で、SESAMEフェイスからの距離が8cm~25cmの範囲内で認証可能だ。

これまでのセサミタッチ機能もそのままに、FeliCa(Suica・PASMOなど)やMIFARE対応カードに加え、大型の指紋リーダーも搭載。カードは1000枚、指紋は、最大100枚の登録が可能だ。「SESAMEフェイス Pro」には、暗証番号での解錠機能も搭載されており、最長16桁の暗証番号が最大100通り登録できる。

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ブザー穴の廃止と、指紋認証部分の金属リング廃止し一体型設計に改良。これにより、水侵リスクを大幅に低減し、IP65防塵防水を実現している。マグネットが付く扉であればマグネットでの設置が推奨されている。

顔認証・手のひら認証を感知するレーダーは省エネ電波を常時発信し、動きの変化のみを検知。人が近づいた時だけ反応し、普段はスリープモードで電力を節約。電池は、「SESAMEフェイス Pro」にはリチウム電池CR123Aを6本搭載(6本で最大3年使用可能)、「SESAMEフェイス」には4本の搭載(4本で2年以上の使用可能)ができる。購入時は電池2本が付属しており、顔認証・手のひら静脈認証機能は省電力設計のため、2本でも1年稼働する。

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「SESAMEフェイス Pro」は5,980円(税込6,578円)、「SESAMEフェイス」は5,480円(税込6,028円)となっている。5月発送分の5000台は完売しており、現在は6月末発送を予定している。

「SESAMEフェイス Pro」についてはこちら

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Top Image : © CANDY HOUSE JAPAN 株式会社

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