News
2025.08.04
知財ニュース
Meta、筋肉からの電気信号を読み取るリストバンド型デバイスを開発―キーボード、マウス不要でテキスト入力や操作が可能に

Metaは、指、手首の動作でコンピューターの操作、テキスト入力を可能にするリストバンド型デバイス「sEMG-RD」を開発したと発表した。
「sEMG-RD」は、筋電図法(EMG)を用いて筋肉からの電気信号を読み取っている。この電気信号の読み取りにより、指、手首のわずかな動きでも検出することが可能。
これにより、キーボードなしでのメッセージの入力や送信、マウスなしでのメニュー操作などができる。さらに、手書き認識技術が搭載されており、机などの硬い表面にメッセージを書き、入力することができる。
デバイスは、同意した数千人の研究参加者のデータに基づいてトレーニングされているため、幅広い人の微妙なジェスチャーを正確に認識できるのだという。
Top Image : © Meta