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2021.12.09

知財ニュース

NTT、話し方・表情・言葉の内容から“モテ因子”を見つけ出すアプリ「MOTESSENSE」を開発

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NTTは11月15日、話し方や表情、仕草、言葉の内容などから、誰もが持っている“魅力的な個性”の発見を助けるアプリ「MOTESSENSE(モテッセンス)」の開発を発表した。これに伴い、多様なジャンルの個性的な人たちに使用してもらい、個性の発見に役立つかどうかを検証する実証実験も開始する。

MOTESSENSEでは、シチュエーションに応じたロールプレイ(役割に応じた会話)を行い、その様子をカメラとマイクからセンシングする。そこから、「表現力」「思考」「味」「雰囲気」「アクティビティ」という5種類の観点に対して独自にモテ因子を定義し、センシングした情報から、話し方や表情、仕草、言葉の内容などをAIで総合的に診断し、人それぞれの魅力を見つけ出す。

MOTESSENSEを利用した人は、自身の魅力を客観的に見つめ直すことができ、様々な観点で平均的な人との違いや個性的な点を知ることができるとしている。多様性の時代における個人の幸福の形成を目指すものとして開発されている。

なお、MOTESSENSEによる診断は、他人の嗜好に依存した処理は含まれておらず、良し悪しを診断するものではないとのこと。MOTESSENSEが普及することにより、社会の多様性を再認識する良い機会になるのではないだろうか。

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ちなみに、モテ因子の解析には、NTTの次世代メディア処理AI「MediaGnosis」が使用されている。

実証実験にて得られた知見は、MediaGnosisの研究開発にフィードバックされ、面接・プレゼンテーションの練習システムや、接客支援等のアプリケーションの開発にも活用されるとのこと。

なお、実証実験に関する企画サイトを11月15日より公開。11月16日~19日に開催されたNTT R&Dフォーラム2021ではMOTESSENSEの展示を行った。

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Top Image : © NTT コンピュータ&データサイエンス研究所

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