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2026.03.08
知財ニュース
『圧倒的成果を生む 人事施策の考え方』が発売、“施策ありき”から脱却する、人事の設計思考を体系化

テクノロジーと知の交差点から未来の事業と組織を探究するイノベーションメディア「知財図鑑」から、マネジメント設計・組織変革支援を行うマネジメントドライブを推進する浜岡範光氏による著書『圧倒的成果を生む 人事施策の考え方』 を紹介します。2026年3月8日よりAmazonにてオンライン販売開始、順次全国書店にて販売開始予定です。
本書は、人事施策を単なる制度設計・施策運用ではなく、「組織成果を生み出すための思考体系(経営OS)」 として再定義する一冊です。
人事施策は、なぜこれほど難しいのでしょうか。
「採用がうまくいかない」「離職が止まらない」「制度を導入したが機能しない」多くの企業で繰り返されるこれらの課題に対し、場当たり的な対応や“他社事例の横展開”に頼らざるを得ない現実があります。
こうした状況に対し、組織人事コンサルタント・浜岡範光氏による初の著書『圧倒的成果を生む 人事施策の考え方』 が刊行されました。
本書は、人事施策を個別施策のテクニック論ではなく、「構造」「前提」「設計思想」から捉え直すというアプローチで体系化した一冊です。
「あの会社はどうしている?」から始まる、迷走
人事課題に直面したとき、多くの企業でまず起こるのは“正解探し”です。「他社ではどうしているのか」「成功事例を参考にできないか」
しかし本書では、この発想そのものに潜むリスクが指摘されます。人と組織を取り巻く問題は、企業ごとの歴史・文化・構造に強く依存する領域であり、単純な横展開が成立しにくい世界です。
結果として、なんとなく良さそうな施策、流行に基づく制度導入、コンテンツ主導の研修設計、といった“施策ありき”の意思決定が生まれ、期待した成果につながらない状況が発生します。
人事施策が難しい「3つの困難」
本書では、人事施策の難しさを①絶対的な正解が存在しない、②企画者と実行者が異なる、③態度変容という長期テーマを扱うという3つの構造的困難として整理します。
特に、「制度は作ったが運用されない」「研修は実施したが行動が変わらない」といった問題の背景には、設計思想の欠如、共通言語の不足、習慣化プロセスの不在といった要因が存在することを解説しています。
人事施策に求められるのは「企画力」
本書の中核をなすのが、「人事施策=企画である」という視点です。
単なる制度設計や施策導入ではなく、自社の状況を正しく読み取り、構造を理解し、成果につながる形に再設計する。この一連の思考と構築プロセスこそが、人事に求められる本質的な役割であると位置づけられます。
ここで語られる「企画力」は、特別なセンスやクリエイティブ職能ではなく、再現可能な思考の土台として提示されている点が特徴です。
「御用聞き人事」からの脱却
本書では、社内オーダーへの対応に追われる人事、制度運用の管理機能に閉じた役割といった状態を「御用聞き人事」と表現し、そこからの転換が提起されます。
目指されるのは、組織成果に接続された施策設計、経営と対話できる言語の獲得、行動変容まで見据えた設計すなわち、「成果を生む人事」への進化です。
著者プロフィール
浜岡 範光(はまおか・のりあき)/組織人事コンサルタント/エグゼクティブコーチ
1983年、静岡県生まれ。青山学院大学卒業後、リクルートに入社。人事、営業、経営企画など、多様な職種・部門を経験。人事としては、年間1000名規模の採用業務を担当。のちに結婚情報誌『ゼクシィ』の営業担当として、個人・チームの双方でMVPを獲得。経営企画では、人材領域の事業における中長期経営計画の策定支援や、経営会議の事務局として約1000件の起案・議論設計に携わった。その後、面白法人カヤックにて新規事業の営業責任者となり、赤字事業の黒字転換を達成したほか、人事担当者としてもユニークな施策を通じて組織づくりに従事。再びリクルートグループ(リクルートマネジメントソリューションズ)に戻ってからは、組織人事コンサルタントとして活動し、国内大手企業からスタートアップまで数十社の人事戦略策定・実行を支援。さらに、グループ内の新規事業提案制度「Ring」にて、約1000件の応募の中からグランプリを受賞。ITベンチャー企業Zealsの人事責任者を経て、2023年に独立。現在は組織人事コンサルタントとして、企業の人事施策の立案・実行を支援するかたわら、社外人事として実務も担う。また、経営層を対象としたエグゼクティブコーチとしても活動し、年間200本以上のセッションを提供している。人事担当者・人事コンサルタント向けの2つの実践塾で講師を務めるほか、プロコーチコミュニティの運営責任者も歴任。大手とベンチャー、事業とコーポレートの両面に精通する強みを持ち、経営と現場をつなぐ専門家として活動を続けている。本書が初の著書となる。
書籍データ
タイトル:圧倒的成果を生む 人事施策の考え方
著者:浜岡範光
発行:テオリア/フォレスト出版
発売日:2026年3月8日
本体価格:2,970円(税込)
URL:https://amzn.asia/d/08jLOARu
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