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2025.12.02
知財ニュース
AWS、大西洋横断ケーブル「Fastnet」を発表―大西洋横断しAI時代の通信強化へ、2028年運用予定

Amazon Web Services(AWS)は、アメリカとアイルランドを結ぶ大西洋横断海底光ファイバーケーブルシステム「Fastnet」を発表し、2028年に運用を開始する計画を明らかにした。
「Fastnet」は、インターネットの通信速度や安定性を向上させることを目指して開発されたもの。特に、AIの利用が増えることによるデータ通信量の増加に対応できるように設計されている。
「Fastnet」は高い耐久性で災害や人為的な切断からケーブルを守り、通信が途絶えるリスクを軽減することが期待されている。320テラビット毎秒以上の通信容量を持ち、膨大な量のデータ送信にも対応可能な設計となっている。さらに、AWSの既存ネットワークに統合され、万が一障害が発生しても自動で別のルートに切り替わる仕組みで安全に利用できる。
AWSは「Fastnet」を通じて、より多くの人が安全で信頼性の高い通信を利用できる環境を提供し続けたい考えだ。
Top Image : © Amazon
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