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2026.01.07

知財ニュース

Google、Google翻訳にGeminiを導入、イヤホンを使用したライブ音声翻訳のベータ版も開始

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Googleは、Google翻訳にGeminiの高度な翻訳機能を段階的に導入すると発表した。また、Geminiのライブ翻訳機能をベースに、イヤホンを使用したリアルタイム音声翻訳体験のベータ版を開始する。

Google翻訳は高度なGeminiを使用して、慣用句、地域的な表現、俗語など、より微妙な意味を持つフレーズの翻訳精度を向上させるとのこと。例えば、「stealing my thunder」は「私の雷を盗む」と翻訳されるが、「私の手柄を取った」など文脈に即した自然な意味で翻訳されるようになる。Geminiが文脈を解析し、慣用句の本来の意味を捉えた翻訳を提供するとしている。

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このアップデートは、2025年12月12日より米国とインドで先行して展開され、AndroidおよびiOSアプリとウェブで利用ができる。言語は、英語とスペイン語、ヒンディー語、中国語、日本語、ドイツ語を含む約20言語から順次対応する。

この発表と同時に、Geminiのライブ音声翻訳機能を活用した新しい体験として、イヤホンを装着して利用するリアルタイム音声翻訳のベータ版を提供すると発表した。

この機能は、話者のトーン、強調、抑揚を維持し、より自然な翻訳を作成し、誰が何を言ったのかを簡単に把握することができるのだという。別の言語で会話をしたい場合、海外でのスピーチや講義、テレビ番組や映画の視聴をしたい場合、イヤホンを装着し、翻訳アプリを開いて「ライブ翻訳」をタップするだけで、好みの言語でリアルタイムの翻訳を聴くことができる。

2025年12月12日より、米国、メキシコ、インドのAndroid版Google翻訳アプリでベータ提供が開始され、対応言語は70以上の言語に対応するライブ翻訳機能として提供される。iOS版および、さらに多くの国での提供は2026年以降を予定している。

翻訳アプリの言語学習ツールの拡張も発表され、この拡張でフィードバック機能を改善したとのこと。これにより、スピーキング練習に基づいた役立つヒントを得られるようになるのだという。また、学習日数を追跡することで、学習目標の達成を目指すことができる機能も導入した。これにより、時間の経過に伴う進歩と一貫性を明確に把握することができる。

また、この言語学習ツールは、ドイツ、インド、スウェーデン、台湾など約20か国に拡張され、さらに多くの人が利用できるようになった。言語は、「英語からドイツ語とポルトガル語」、「ベンガル語、中国語(簡体字)、オランダ語、ドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、ルーマニア語、スウェーデン語から英語」に対応する。

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Top Image : © Google

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