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2022.11.11

知財ニュース

日本初、災害備蓄品の乾パンやアルファ米から生まれたクラフトビール「Brown Thumb Kanpan」「White Thumb Rice」が発売

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株式会社Beer the Firstは、災害備蓄品である「乾パン」と「アルファ米」をクラフトビール「White Thumb  Rice」「Brown Thumb  Knapan」へアップサイクルし、ECサイトで販売を開始した。(※麦芽比率の都合上、品目は発泡酒)

東日本大震災以降、地震や台風、豪雨や大雪などの自然災害に備え、近年では街中でロングライフフードや災害備蓄品を見かける機会が増え、もしもの時のために備える人が増えてきた。家庭だけでなく、自治体や企業も災害備蓄品を備蓄する一方で、災害用備蓄品は一定の期間を経る度に更新が必要となるため、そのまま廃棄を余儀なくされるケースも少なくない。

そこでBeer the Firstでは、廃棄間近の災害備蓄品をクラフトビール(※麦芽比率の都合上、品目は発泡酒)へアップサイクルすることを試み、「自然とわたしに美味しい一杯」を目指し、日本各地の廃棄予定だった食材をクラフトビールへアップサイクルする事業を2021年に開始した。

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第1弾として、神奈川県の約40ブランド500種類以上の品揃えを誇るパンのセレクトショップ、横浜高島屋 地下食料品<Foodies’ Port2>「ベーカリースクエア」の、廃棄間近のパンを原料としたホワイトエールスタイルの「RE:BREAD」を、2021年8月18日(水)に横浜高島屋ベーカリースクエアと、和洋酒売場で販売を開始。閉店後の食品ロスを削減する環境に優しい1本となっており、本来使用する麦芽の23%をパンで代用した。

2022年8月末以降は「RE:BREAD」の賞味期限のロングライフ化に向け販売を調整中だ。

また、東京都が掲げる、2050年までに食品ロス実質ゼロを目指す「『未来の東京』戦略ビジョン」及び「ゼロエミッション東京戦略」において、食品ロスの大幅な削減が期待できる先進技術の社会的実装を図るため、2022年6月に募集した「フードテックを活用した食のアップサイクル促進事業」に、株式会社Beer the Firstの「クラフトビールを活かしたアップサイクル事業」が採択となった。現在、東京都とアップサイクルの促進を進めているとのこと。

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商品名:White Thumb Rice
価格:715円(税込)
内容量:330 ml
AVB:6%
賞味期限:240日
保存方法:常温
商品説明:”コールドIPA”ラガー酵母を使用したことでホップのフレーバーをより強く感じることが出来る”IPA”。「アルファ米」を副原料に用いたドライでキレのある飲みくち。
※本来使用する麦芽の20%を「アルファ米」で代用しました。

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商品名:Brown Thumb Knapan
価格:715円(税込)
内容量:330 ml
AVB:%
賞味期限:2240日
保存方法:常温
商品説明:”ブラウンエール”ローストした麦芽のコクに副原料の「カンパン」から来る香ばしさも感じるビアスタイル。マイルドで飲み飽きない飲みくち。
※本来使用する麦芽の10%を「カンパン」で代用しました。

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Top Image : ©︎ 株式会社 Beer the First

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