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2023.11.08

知財ニュース

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルに配送ロボット「BUTLERBOT W3」が導入─配膳や場所案内をロボット対応

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KEENON Robotics株式会社は、同社が開発するホテル用配送ロボット「BUTLERBOT W3」が、東京ディズニーリゾートⓇ・オフィシャルホテルのシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルで導入されたことを発表した。

「BUTLERBOT W3」は、同社開発のSLAM(自己位置推定と環境地図作成の同時実行)技術による自律走行をはじめ、エンコーダーやIMU、LiDAR、画像モジュールなどのマルチセンサー等によりスマートな自律走行が可能。

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機体に搭載された11.6インチのHDタッチパネルはゲストに見やすく、タッチしやすい24度の角度で設計。ビデオや写真の再生も可能で、宣伝等にも活用できる。

また、120度広角立体視覚センサーによる広範囲の障害物検出IoT機能によるエレベーター等と連携することで、不規則な間取りへの適応やカーブの多い通路での障害物の回避、エレベーターへの自律乗車も可能。複数のフロアへのデリバリーサービスの提供、そして複数のロボット間の共同稼動を実現している。

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業界初モジュールデザインで、飲み物や食べ物など、様々な物を安定的に運べることが特徴。加えて、キャビン調整や防水、カップホルダー付属、通気口等も付いており、利便性が高く手入れもしやすい。親しみやすい丸みのあるボディデザインと高級感のあるカラーバリエーションでホテルのラグジュアリーな空間にもマッチする。

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シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルでは、国内旅行者や渡航制限緩和などによる訪日外国人の増加によりホテル需要が回復しつつある中、ホスピタリティを維持しながらゲストの様々なニーズに対応できるとして、ホテル用配送ロボット「BUTLERBOT W3」を導入した。

特に、ゲストからの問い合わせが多いエレベーターやレストランの場所等についてロボットが案内を担当することで、スタッフがより高度なサービス提供に集中することができるようになったという。

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル マネージャーKim, Dong Woon氏は、「BUTLERBOT W3の活用により、ロビーにいらっしゃるゲストにきめ細かい案内サービスができ、スタッフの負担を軽減しつつ、ホスピタリティが向上したと実感している。また、ロビーのピーク時間に合わせてBUTLERBOT W3の動作時間を設定できるため、効率よく稼働させることが可能になった」と話し、今後への期待を示している。

プレスリリースはこちら

ホテル用配送ロボット「BUTLERBOT W3」公式ページ

KEENON Robotics 公式サイト

Top Image : © KEENON Robotics 株式会社

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