AI連携のスマートグラスを開発するBrilliant Labsが、新たなAIメガネ「Halo」を発表し、現在299ドル（約4万4000円）でプレオーダーを受け付け中。

同製品はディスプレイ付きでありながら、比較的手に取りやすい価格設定。出会った人との会話を記憶し、再会した時に思い出させてくれるという画期的な機能も魅力的だ。

同製品に搭載されたAI専用カメラが目の前の相手を認識し、マイクが会話内容を記録することで、ユーザーだけのプライベートなデータベースをデバイス内に構築。後日相手と再会した際に、以前どのような話をしたかをディスプレイに表示して教えてくれるという。

これにより、人の顔や名前、話した内容を覚えるのが苦手な人でも、スムーズなコミュニケーションをとる手助けとなる。例えば、賑やかな交流会で出会った相手の情報を忘れがちな場面でも、「Halo」が力強い味方になってくれるだろう。

プライバシー面にも配慮されており、記録したデータはクラウドを使わずにすべてデバイスの内部に保存されるため、個人情報が外部に漏れる心配もない。ディスプレイは右側のレンズにのみ搭載された0.2インチの極小サイズで、表示されるのもレトロなコンピュータのようなシンプルな文字のみ。人と人との繋がりをサポートする新しいテクノロジーとして、今後の展開に期待が高まっている。

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Top Image : © Brilliant Labs