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2022.04.21
知財ニュース
東海初、IoTゴミ箱「SmaGO」を名古屋・栄 Hisayaodori Park にて運用開始
株式会社フォーステックは、三井不動産株式会社、メ~テレ(名古屋テレビ放送)と共同で、東海地方で初となる、IoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」の設置・運用を、2022年3月25日より、名古屋市・栄のHisaya-odori Park(久屋大通公園)にて開始した。
「SmaGO」は、米BigBelly Solar社が開発したスマートゴミ箱を活用した、株式会社フォーステックが展開するスマートシティソリューション。ソーラー発電で作動するスマートゴミ箱で、ゴミを自動的に最大5倍まで圧縮する機能を持ち、約600リットルのゴミを捨てることができる。
また、4G通信機能を通じてゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できるため、ゴミの収集作業を効率化でき、回収コストや、回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待されている。
世界50カ国以上で7000台以上導入され、各地でゴミ回収の効率化・最適化、街の美化を実現する本製品は、日本でも導入が進められており、2020年10月からSmaGOを設置している表参道においては、ゴミ箱の容量増加により街の散乱ゴミが大幅に軽減され、また2021年6月から設置している渋谷のRAYARD MIYASHITA PARKでは、ゴミの回収頻度が5割以下になったとのこと。
今回の名古屋市 栄Hisaya-odori Parkへの設置では、SmaGOオフィシャルパートナーとしてメ~テレの協賛のもと、公園を所有する名古屋市の負担ゼロでの設置が実現。メ~テレの局キャラクター「ウルフィ」がゴミの分別やSDGs活動を呼びかけるラッピングを行っている。
同社では、今後も日本各地へのスマートゴミ箱SmaGOの設置を通して、街・企業・人々とともに、SDGs活動の推進・社会課題の解決に取り組んでいくとしている。
Top Image : © 株式会社 フォーステック