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2022.03.04

知財ニュース

フードテックベンチャー・グリーンカルチャーが日本初「植物性とんかつ」を肉の日に発表

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植物肉の研究開発を事業としているグリーンカルチャー株式会社は、「植物性とんかつ」プロトタイプの開発に成功した。植物肉の開発技術において、大きな一枚肉を作ることは非常に難しいとされていたが、今回、国内初の最先端開発技術として2022年2月9日(水)「肉の日」に合わせ発表した。

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グリーンカルチャーは植物肉「Green Meat™️」の開発を行っているが、植物肉開発に用いる物理化学特性を解析・再構築するコア技術を横断的に活用することで、様々な動物性食品を植物で再現する取り組みを行なっている。

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世界全体の食肉需要は増加傾向にあり、2024年には豚肉が1億2,800万t必要になると見込まれている。今後、豚肉の価格高騰につながることを見越し、新たな選択肢として「植物性とんかつ」を選んでもらいたいという思いから開発に挑戦したという。

本製品の開発にあたり、「植物性とんかつ」と畜肉を使用した「かつ」との圧縮試験の結果、豚ヒレかつと近い食感を得ることに成功した。また、他にも下記のような研究成果を得ることができた。

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今後、開発するプラントベース食品について、動物性食品の「代替」という概念を超えて、今回開発に成功した「植物性とんかつ」においても、「美味しい食材」として価値を感じて手に取ってもらえるように製造ラインを整え、本年中に量産化を目指して取り組んでいくという。

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Top Image : ©グリーンカルチャー 株式会社

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